2018年9月4日火曜日

SCUMをもっと楽しむための設定解説 ~BCU-2編~


さて今回はみんなが気になる後頭部に光るアレ。
BCU-2という名前がついてるインプラントです。
こちらもTomislavが気になる設定を語っていたのでご紹介。

前回の世界観編はこちら





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放送局TEC1が解き放った囚人たちを監視・管理する方法のひとつが、脊髄に埋め込まれ後頭部に露出しているバイオコントロールユニットのBCU-2だ。


最初のモデルとなるBCU-1は医療用として開発された生物工学インプラントで、脳に損傷を受けた患者に対して使用された。
インプラントが昏睡状態を誘発すると同時に生命維持機能を稼働させ、患者を生存させ治療するという機能だった。

その後リリースされたBCU-2は軍用及び工業用に利用可能となり、TEC1はユニットにアップグレードを施して番組に使用することにした。



BCU-2の主要な機能として

・被験者の目から直接映像を放送することができる
・位置追跡機能と爆薬を収納
・死亡した被験者の身体を再活性化させ制御する

視界をそのまま放送することができる機能は、囚人たちの"最期の瞬間"をそのまま体験できるような感覚が人気となった。

追跡機能と爆薬は島から逃亡したり、装置を取り外そうと試みたときの対策のひとつだ。
装置を取り除くのは、不可能というわけではない。
しかし除去プロセスは簡単ではなく人体の外科手術と電子科学に精通している必要がある。
ホワイトノイズを発生させるとインプラントとTEC1マスターサーバーとの通信を制限、または遮断し妨害することができる。
そのまま長時間通信が途絶えた状態だとBCU内の自己破壊サブルーチンがオンになり爆発するが、時間内にマスターサーバーとの接続が復元されればシーケンスは停止する。
このことから、インプラントを無効にするためには通信遮断中にBCU-2を再プログラムし、マスターサーバーとの通信をシミュレートしている状態にする必要がある。
そのためにはBCUにアクセスするためのデバイスと、アップグレードするためのソフトウェアが必要になる。接続を切断せずにアップグレードしようとすると不正アクセスとして検知され、自己破壊サブルーチンが有効化されるのでノイズ発生装置も必須となる。



3つ目の機能は、トレーラーの最後でロボットに踏み潰された囚人が立ち上がるシーンを思い出してほしい。
被験者が死亡した数分後にBCUが全ての身体機能を再開させ、結果として『生き返る』。
ユニットのエネルギーは生きていた時と同様に食物摂取によって得られる。
BCU-2ユニットによって制御された被験者は、生きている囚人を攻撃するようにプログラムされておりその肉を喰らおうとする。
全てのBCU-2ユニットは250mの範囲内に相互通信が可能となっており、対象を発見すると近くのBCUへ信号を飛ばし群れで襲ってくる。
また、プログラミングに応じて歩行、ダッシュ、ジャンプ、クライミング等の身体動作を実行できる。
武器を振る、岩を投げるといった複雑な動作でさえ、ある程度まで行うことができる。
ユニットの充電が完全に行われていれば人間よりも速い動作を可能にするが、エネルギーが無くなると動きも怠慢になってしまう。






このゾンビのような状態になった"元囚人"は様々な呼び名があるが、もっとも一般的で最良の呼び名は『Puppet(パペット)』である。

また、BCU-2ユニットを制御するソフトウェアはTEC1のネットワーク・サーバーからリアルタイムでアップグレードできる。
視聴者向けの有料サービスとして、ショー放送中に自分の『パペット』をコントロールすることができるシステムを用意しているという噂もある。

『パペット』はインプラントへの衝撃や首から引き抜かれると自己破壊シーケンスが開始され、30秒間ビープ音で通知した後に爆発する。



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というのが頭のインプラントの設定です。
最後の一文にあるように、将来的には近接射撃問わずヘッドショットで爆発したりするようになるのかも!
視聴者操作による強パペットは武器とか使ってくると超厄介そう。

そしてBCU-2の除去方法は、ゲームの大目的である『島からの脱出』を果たすために必要となってくる知識でしょう。
島に残された研究施設から情報を得るのか、脱出を手引きしてくれる秘密組織の助力があるのか…。まだまだわかりませんが、島を取り囲む壁を越えれば自由になれるわけではないのは間違いありません。

ゲーム内で見れる様々な身体情報ですが、あれもBCU-2が表示させていると考えるとめちゃくちゃ細かく確認できるのも納得できますね。

爆弾ついてたりモニターされてたりトンでもないものを埋め込まれてる僕らですが、なんにせよしばらくは上手いこと付き合っていく必要がありそうです。

というわけでBCU-2とパペットのお話でした。


次はゲームの舞台となっている『島』について書きます。


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