クリア後のコンテンツ、真ガルーダ討滅戦の動きについてまとめてみよう。
ストーリー上のネタバレはないが、0から自力で攻略したい!というタフガイ及び
いちいち細けえ事をうるせーんだよ!好きにさせろ!って人にはオススメできない。
それでは行ってみよう。
真ガルーダ討滅戦(以下真ガル)はもちろんガルーダを倒せばクリアとなる。
クリアに至るまでのガルーダの行動は前後半のフェーズといくつかのモードに分かれているが、
全てが時間的な制約を持つデザインとなっている。
手間取りすぎると全滅不可避、というわけだ。
また真ガルは討伐に至るまでのステージ上の動線もかなりシビアで、
特に後半は立ち位置一つ間違ってもそのリカバリが難しくなる。
そのため全パターンでの最適な動きを把握しておけば、CFでシャキるまでの時間や
全滅して装備の修理費で懐がサムいといった事態を多少は回避出来るはずである。
長くなったがこのような執筆意図のもと、本記事を著すものである。
参考になれば幸い。
ではガルーダ討伐までの流れをざっと説明しよう。
戦闘開始からガルーダのHPが5割を切るまでが前半フェーズ、
そこから討伐までが後半フェーズになる。
その境目がエリアルブラストであり、これは真じゃない方のガルーダも使ってくる
全体極大ダメージを与えてくる技で、ステージ中の石塔の残り方でダメージが変わる。
要するに前半戦は石塔を削られないようにガルーダを殴るフェーズで、
後半戦は煩雑なギミックを躱しつつガルーダを殴るフェーズだ。
細かい動き方の説明に入る前に、ここで前後半通じてのガルーダの通常攻撃について記述しておく。
・ウィケッドホイール:ガルーダ中心の円状範囲。
・ウィンドブレード:ターゲットしたプレイヤー中心の範囲攻撃。遠距離まで届く。
・ダウンバースト:ガルーダ前方の扇状範囲。
・スリップストリーム:ガルーダ前方の扇状範囲攻撃。ダメージ大、スタン効果。
これらを使ってくるわけだが、見て分かる通り全て範囲攻撃である。
前半は石塔がこの範囲攻撃で削られないように可能な限り離れるのがベターだ。
そしてウィンドブレードでのパーティ全体のダメージ量を減らすため、
プレイヤーもできるだけ1箇所に固まらないのがよろしい。
特に開戦してすぐに一発ウィンドブレードを撃ってくるので、
メインタンクが突っ込むまではステージの縁である程度相互に離れて待機しよう。
それでは前後半それぞれを説明しよう。
前半フェーズ
前述の通り、ステージ上の石塔を削られないように戦うフェーズ。
ただ重要なのは石塔を守るのはあくまでエリアルブラストのダメージ軽減のためで、
要するにある程度石塔が残ってればそれでクリアに支障はないという点だ。
石塔防衛に必死になってTPやMPを枯らすよりはガルーダを殴った方がいい。
それを踏まえた上で詳細な話に入ろう。
初期配置。ガルーダは北端の赤丸、プレイヤー達は南端の破線丸から開始する。
四星球の星のようにステージ中央にややいびつに並ぶのが石塔だ。
STARTが表示されたら動けるのでBuffをしつつ、タンクはどちらがメインでサブかの相談をしよう。
後述するがリミットは近接DPSの使用が望ましいので、近接がいない場合はどうするかも決めよう。
では前半戦の行動パターンを以下に示す。
・(メインタンクの攻撃で開戦)
↓
・メインタンクがガルーダを外向きで固定。近接はガルーダの横または後ろで瞬間移動まで殴る。
図は初期配置例。白い盾がメインタンク。近接は横または後ろ、遠隔職は両脇の楕円あたりで戦おう。
↓
・(ガルーダ瞬間移動)
↓
・ガルーダが北の岩の前でミストラルソングを発動するので、ガルーダから隠れるように岩影に避難。
図の赤いところが攻撃範囲。意外と避けられない人が多い。
↓
・ブリストリープルーム(通称:羽)召喚。羽は石塔に取りついてダメージを与えるので速攻で掃除。
メインタンクは先ほど同様ガルーダを外向きで固定。羽が終わり次第瞬間移動まで殴る。
↓
・(ガルーダ瞬間移動)
↓
・ガルーダがステージ中央でミストラルシュリークを発動するので、やはり岩影に避難。
図の赤いところが攻撃範囲。
↓
・再び羽を召喚。同様に掃除。メインタンクの動きも同様。瞬間移動まで殴る。
↓
・ガルーダが東端でミストラルソングを発動するので、岩影に避難。
赤いところが以下略。
↓
・羽を召喚。掃除。メインタンクも同様。瞬間移動まで殴る。
平均程度の火力を維持して順調に行けばこの辺りで4割ほどは削れているはず。
この後セリフと共に中央に瞬間移動し、ステージ外周に羽を召喚する。
この羽は散らばっているため範囲で一網打尽にしづらく、また今までの羽より多少硬い。
そのため根絶を目指すよりは半分程度掃除したところでガルーダを殴りに行くのが得策である。
また、この中央への瞬間移動までに羽を何度召喚されたかでパーティのおおよその火力の判断が出来る。
3回が平均的で、それより少ないとなかなかの火力レベル。4回目を見るとやや辛い。5回以上は諦めよう。
特に5回を越すような火力の場合、おそらく羽の掃除にももたついているため石塔の損傷が激しく、
仮に5割を切ってもその後のエリアルブラストを耐え切れない。
DPSが途中で何度か死んだりしたならともかく、全員がずっと生存してその結果ならば未来はにい。
「火力足りないので無理です」 と宣言しよう。
エリアルブラストは石塔に隠れる意味が無いので、後半戦に備えてステージ南端に移動しておこう。
ここまで真面目に戦っていれば、そして装備を頑張っていればエリアルブラストなど余裕のはず。
見事耐え切れば後半戦である。
後半フェーズ
・大旋風モード
エリアルブラスト後、誘導の位置は以下の形だと安定する。
赤丸がガルーダ、白い盾がメインタンク、パーティは破線の丸の中に立とう。
ステージに4つある中円が大旋風の範囲を示す。
移動後少しして、ガルーダが大旋風のモードに入るのでここには事前に入らないようにしよう。
大旋風は光る羽が落ちて数秒後に攻撃判定が来るので、ちゃんと見ていれば避けられる。
この状態で少し経つとガルーダが瞬間移動して自らの蜃気楼を召喚する(通称:分身)。
・大旋風モード(分身)
分身の初期配置。
ガルーダが南端に瞬間移動し、その後北西と北東にやや小さめのガルーダ、
「スパルナ」 「チラーダ」 (通称:スパチラ)という分身が現れる。
真ガルにおける死因の8割はこの分身モードだろうと言える凶悪な技。
通常攻撃も威力こそ低いがガルーダと同じ物を搭載しており、スリップストリームには要注意である。
召喚された分身達は本体のガルーダと 「赤」 と 「緑」 の線で繋がれる。
この時ガルーダ本体には「赤」 が攻撃強化、 「緑」 がリジェネのBuffになるため、とにかく即殺が急務。
ここがリミットを使う最初のポイントで、ここから後もリミット溜まってるだけ分身に即ぶち込むのが攻略の鍵。
近接DPSがリミットを使うと1ゲージで半分、2ゲージでほぼ確殺レベルのダメージになる。
厄介な回復Buffの 「緑」 を即落とすのに使おう。
分身はどちらがどの色で繋がれるかは決まっていないので、線の色を見て判断しよう。
「緑」 をDPSがボコっている間、サブタンクはもう片方の 「赤」 の誘導を担当する。
分身は高い確率でヒーラーに狙いを定めるため、その敵視を引っ張れないとあっという間に瓦解する。
DPSが来るまで、メインタンク、ヒーラー、DPSいずれにも範囲が当たらないような位置に動かそう。
ガルーダの背面で中央に 「赤」 を向かせる形が安定する。
ヒーラーは分身のタゲが揃って飛ぶのを防ぐため、大旋風モード中は出来るだけメディカラを控えよう。
もちろんやらなきゃマズい場面もあるだろうが、必要最低限にとどめて分身モードに入るのが良い。
メインタンクは大旋風モードから一貫してガルーダと熱烈な愛を育まねばならない。
南端で分身モードに入るのはガルーダの瞬間移動先がここであるためで、飛んだらすぐ敵視を取ろう。
後は南西の端で粛々と維持するのが仕事である。
分身達は一定時間が経過すると中央に瞬間移動し、ミストラルシュリークをぶっ放してくる。
この時の威力は本体と同等のため、1匹でも半壊、2匹取り逃すと全壊不可避だ。
中央で詠唱中に仕留めきればダメージが入らないので最後まで粘ろう。
分身モードを越せばガルーダが羽を召喚し、大旋風大回転モードになる。
・大旋風大回転モード
以下に4コマで示すように、大旋風の串団子がフィールドを回転するモード。
安全な位置でガルーダと羽を殴りながら南端から北端までフィールドの端を移動する。
羽はブリストリープルームの群れに加え、シルキープルーム(通称:紫)という羽が1匹出てくる。
この紫の羽は範囲睡眠技を使うので、近寄ってきたらすぐ叩けるようにしよう。
ヒーラーが揃って眠りでもしたら全滅の確率が跳ね上がる。
ブリストリープルームは放置して良い。
このモードは大旋風と紫にだけ気をつければ楽に越せる。
メインタンクはガルーダをガンガンひっぱり、他のメンバーは置いてきぼりにならないようについていこう。
半周して北端に到着するあたりで大旋風が消え、アイ・オブ・ストームモードになる。
メインタンクは事前にガルーダをステージ中央の東端に誘導しておこう。
・アイ・オブ・ストームモード
青色のエリアが全て範囲攻撃エリアになる。青く光った後に風が吹き、中心に飛ばされてダメージを喰らう。
真じゃないほうでもあった、ドーナツ状の範囲攻撃の中心で戦うモード。
基本的に場所が狭いだけなので、メインタンクがガルーダを外側に向けるのと、
ガルーダの正面に立たない2点の基本事項を守ればよい。
30秒ほど経つとガルーダが瞬間移動し、アイ・オブ・ストームの中で分身と戦う事になる。
・アイ・オブ・ストームモード(分身)
地獄絵図。
真ガルの死因の9割以上がこれに該当する。
基本的な戦法は大旋風モードの分身と変わらないが、注意点が1つある。
このモードに突入するとガルーダは外周に瞬間移動し、そこから中心に移動して来るが、
ガルーダを迅速に外側に向けないとパーティの誰かをターゲットしてスリップストリームを撃つ。
またガルーダのAIは瀕死のプレイヤーに優先的にウィンドブレードを撃ってくる特徴がある。
このパターンを食らうと分身の攻撃も合わさってタンク以外はほぼ死ぬため、
メインタンクは細心の注意を払って敵視を取りに行こう。
分身が両方倒されるかミストラルシュリークを撃って消えればアイ・オブ・ストームモードは終了。
この後は大旋風大回転モード→大旋風モード(分身)と移行するため、まず北端に移動する。
大回転モードが終わった後に分身を召喚するため、ガルーダの瞬間移動する南端に移動するためだ。
分身モードの後は再び大回転、その後はアイ・オブ・ストーム→アイ・オブ・ストーム(分身)→
大回転→大旋風・・・とループしていく。
ループの順番と各モードの移動を全員が把握すれば後半戦で全滅して萎え解散、という事も減るだろう。
まとめ
真ガルーダ討滅戦は単に攻撃を避けていればいつかは勝てるというものではない。
特に分身の回復ギミックの影響をいかに最小限に抑えるかという点で、迅速さが要求される。
DPSが転がりっぱなしになるような状況では火力が足らずいずれジリ貧になってしまうので、
DPS職はヒーラーの補助が薄くても生存し続けられるようにギミックを熟知しておきたい。
本記事がその一助になる事を切に願うものである。
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