藤澤クエストの集大成。
ちょいとしたネタバレがあります。
さすがに二年前のコンテンツなんで許されるだろ！
-神話篇とは？
Ver.1.4より追加されたストーリークエスト。
クエストではあるが、これまでのものとは比べ物にならないほど世界観の
根幹に関わる展開となっており、事実上の追加シナリオとなっている。
災厄の王の到来というアストルティア最大の危機に主人公や各国の王、
そして世告げの姫ロディアたちが立ち向かう。
-DQX大辞典より引用
ver1.2から予兆クエストという大いなる災いを予感させるような物語が展開し、
満を持してver1.4から始動という流れでした。
https://m.youtube.com/watch?v=ufpSe1X2SKg
某地獄の帝王様めいたイキモノが崖っぷち村を蹂躙するこのPVは結構盛り上がった気がする。
しかしながら僕はちょうど1.4のPV公開後・実装前くらいに引退しており、
復帰後もver2コンテンツ、そしてver3発売と大忙しで、
そういうクエストがある事は知っている、くらいの印象でした。
8人バトルなら夢現篇来てたしね。
で、Ver3.0実装から2週間後くらいかな？
チームクエスト追加＆報酬増により、強ボスやピラをウハウハ言いながらやってたところ、
チークエ一覧に『真・災厄の王を4回討伐』なるクエストが。
日曜日の昼下がり。ダルい前提クエがあると聞き及んでいるもののそこまで長くあるまい。
今日と明日、二人でクリアすれば4回討伐達成で4桁報酬ゲット……。
そう考えた僕はジルコニャーさんを誘い、イチから始めたというわけでございます。
どうだったかというとクッソ長かった。超ダルかった。
途中休憩を挟んだものの、半日じゃ終わりませんでした。
もう旧世代MMORPGの糞な要素を集めきったようなクエスト群だった。
○○でクエスト受注→××行って△△してこい→○○に戻って報告しろ
ほとんどこれ。
4割くらい移動時間。
残りは魔法の迷宮のリソース使い回しの水増しダンジョンと
これまた使い回しのボス戦があるだけです。
以前書いた記事でVer2以降の改革を褒めちぎったけど、
この神話クエは改革前の糞ゲーだった時代のもの、という事を
痛感できる完成度となっており、胸焼けは必至。
今のDQXとは比べ物にならないほど不親切で、時間ばかりかかるクエストだった。
面白い面白くないは個人差があると思いますが、僕は面白くなかったです。
映画のDVD流して観てたくらい。
Ver2.4で実装された『今すぐ××へ向かいますか？』のワープがあれば
だいぶ印象は違ったと思う。
あと個人的に残念だったのがシナリオの統合性がとれてなかったところかなー。
Ver2.3で神話編も受けれなくなるってのが当初の構想だったらしいけど、
Ver3.0を最後まで進めた身としてはそれも納得してしまう。
どうしても、登場するNPCの所在が今と昔では違ってしまっているので、
ところどころちぐはぐになってしまっていた……。
世界観にこだわるDQXでこれは実にもったいなかった。
良いところもある。
最初（崖っぷち村崩壊）と最後のほうは否が応でも盛り上がる展開でした。
ってか、そこ以外に力入れてないんじゃないのって感じ。
災厄の王登場シーンは、バサラーナやまだらイチョウ狩りで慣れ親しんだ
あの崖っぷち村が無残にも崩壊していく様子を見せられて辛かったし、
ラストダンジョンの奥地で大扉を開くあたりからは興奮した。
Ver.1完結編に相応しい演出だと思った。
何かというとこのシーン。
これ、Ver.1のOPでオガ子さんがおにこんぼうと闘うシーンとまったく同じカットで
バトルが開始するんです。ここは痺れた。
まぁvsおにこんぼう自体はそんなに強くないんで特に盛り上がりはしませんが。
真・災厄の王も狂ってる感じが出てインパクトあるボスでした。
エスタークとの関係とか、進化の秘法とか、そういうの考察するのも面白そう。
DQ9との繋がりも興味深いね。
結論！
前提クエはクッソダルい上につまらないおつかいの連続。
ちょっとおかしな点はあるけどシナリオ自体は結構面白い。
現ディレクターの指標・方針がいかに僕好みか、改めて感じることができました。
今のDQXが神話篇みたいな作りだったら絶対辞めてるだろうな……。
ホント、藤澤は凄いよ。
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