2016年8月20日土曜日

お台場のVR体験に行ってきました

なかなか予約が取れず延び延びになっていたのですが
ようやく行ってきましたお台場VR ZONE。なお先月の話。
https://project-ican.com/

下書きだけして長いことほっといたけど新しいアクティビティも来たので
この機会に記事アップしとこうと思います。



さて、体験したアトラクションと順番は下記のとおり。

・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)
・VR-ATシミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎
・極限度胸試し 高所恐怖SHOW
・VRシネマティック アトラクション アーガイルシフト

体験者はゲーマーでホラー/グロ耐性高め、アーマードコアはやってみたら楽しかったけど操作はドヘタクソ、高所恐怖症というスペックの、妙齢(やわらかい表現)の女性。

ゲームするところというよりは展示会っぽい

で、空いてる順に体験してきました。
説明やアクティビティに並ぶ時間を含めると1.5時間で4~5アクティビティが限界って感じでしょうか。

まず300円でチャージ用のカードを買い、そこにバンナム専用電子マネー「バナコイン」をチャージすることになります。(カード高い)
なおカード販売機と両替機が少し離れてるので100円玉がないと焦ります。
それからチャージ専用の機械でチャージしますが、ここでチャージしたお金は余っても返ってきませんのでご注意を。
(余ったバナコインはガンダムジオラマフロントとかで使えるとか書いてあった気がする)

入場時間になると中に入れますが、まずは高所恐怖SHOWとアーガイルシフトが人気だったようです。
で、私が興味あったもののうち空いてた脱出病棟Ωへ直行。
同行者はちょっと嫌がってましたが仕方ないね。
説明を受けてる間に先に入ったカップルの男性が野太い悲鳴を上げていたのが印象的でした。

説明が終わってブースに通され、VRヘッドギアの装着をするわけですが、これ重い!
重みがある上、鼻梁の上1/3くらいまではかぶることになるので装着具合によっては息苦しくなります。
「メガネの上からでも装着できるようになってるけどどヘッドギアを締めすぎるとメガネのツルが破損するかも」 と係の方から説明がありましたが、重みがあるのでゆるめの装着は厳しそうな気がします。コンタクトしていって正解でした。
あと、装着位置によって微妙に映像がボケたりもします。装着係の人、苦労が多そう。

さて肝心の映像ですが、ちゃんと視界すべてが映像になってるという印象です。ゴーグルで視界が狭くなっているという先入観がプラスされたのもあるかもしれない。

全体的に、ヘッドホン装着したあとは係の人が何言ってるのか聞こえづらかったので、そこのところは何とかしてほしいなーというところ。
  

以下、各アクティビティについての感想。



【脱出病棟Ω】

正直、これをやりに来たと言っても過言ではない。 

サイレントヒルで見たことある




脱出病棟Ωは車椅子で移動するという設定で複雑な操作はなく、前進と後退、あと懐中電灯のみ。懐中電灯でがんばって照らしていると敵が逃げていきます。

「全員殺される」
 
カメラワークや恐怖演出の系統は私の知ってる作品だとアーケードのハウスオブザデッドに似てるので、若干の既視感がありました。
どうやって脅かしてくるのか分からない最初が一番怖く、パターンがわかると「出てきそうなところに照準合わせとこう」って感じになるのでそれ系のゲーム慣れしてる人にはあんまり怖くなさそう。
なおライト撃退する機会は意外と少ない。ルートによっては皆無。
  
とはいえVRなので没入感が画面とは段違い、特に暗転したときの不安はすごい。
赤いのがねっとりべっとりした映像なので、グロ/ホラー耐性ない人は目の前にこれが来るのは耐えられないだろうなという感じ。
ホラーゲーの経験ない人はちびるほど怖いと思う。
  
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、友達と協力プレイするのが楽しいと思います。
私のあとに体験してた4人パーティーはどうやらうまく協力できてなかったらしく、危ない場面があったのか、「死ぬとこだったぞ!」的な大声出して怒ってる男性がいました。

「ホラー映画の登場人物にこういう奴いるよなぁ、中盤までに残酷に死ぬパターンよなぁ」って思ったので、ある意味であのパーティーはすごくリアルな楽しみ方できてたのかも。
実際、恐怖に支配された状況だったらこうなるでしょうね…

淡々と書いてますがけっこう怖かったです。最初に「お゛っ」ってオットセイみたいな声上げたくらいできゃあきゃあ言うことはなかったですけれども。
その後も「事件かな?」ってくらいの野太くて長い悲鳴上げてる男性いました。楽しそう。



【装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎】

「操作が複雑」と係の人に言われましたが、ゲームパッドとかよりはずっと直感的に操作できる感じなのですんなり理解できました。(うまく操作できるとは言ってない)

私はボトムズについての事前知識がゼロだったので、「アーマードコアみたい!たのしい!」という感想だったのですが、順番待ってる間にちょっとした整備映像みたいのを見せてくれるので、ボトムズ知ってる人はより楽しめそう。

ボトムズ語で書かれているらしい

二人で対戦するアクティビティなので、一人の場合は係の人が相手として参戦してくれます。
アーガイルシフトもそうですが、レティクルを視線(頭の向き)で操作するという感覚が新鮮でなおかつ難しい。ヘッドギア重いし。目標をセンターに入れられない。
けどレバーとペダルを駆使して機体を操作するのは文句なく楽しいし、操作が視界に直結してるので、本当に「パイロットしてる感」がある。
スピード感もあるので走り回ってるだけで爽快。

ただそんなに時間が長くないので、操作に慣れたころには終わってしまったのが残念。
動き回るのに一生懸命すぎてお互い追いつけず、あんまり派手な撃ち合いができなかったのも心残り。残弾気にせずドカドカ撃ちまくればよかった。

このアクティビティだけ三回くらい並びたい。この操作性で空中戦もあったら絶対面白い。
これでアーマードコアやりたいです。



高所恐怖SHOW
 
VR ZONEのwebサイトで体験中の姿を見られる高所恐怖SHOWに高所恐怖症の私が挑戦。
ここのアクティビティは手と足と腰にも器具を装着します。

高所恐怖症といっても
・高くても基本的には安全なところ(観覧車/ロープウェイ/ちゃんと柵のある屋上)は平気
・自分がヘマすると落ちる場合(脚立/平均台)は低くても怖い
というタイプなのでこれは怖くないんじゃないかなぁと思いましたが…
 
ネーミングとキャッチコピーのセンスが

残念ながらあんまり怖くなかったです…
係の人もちょっと残念そうに「すごい早かったですね」って言ってました…

実際ちょっと足が震えたので、高いところにいると脳が誤認してる感じはあったけど、一歩も進めないかって言われるとそんなでもない。

これね、これこそグラフィック気張らなきゃいけないとこだったと思うんですよ。
それが手足も足下の板も風景も猫も初代PSみたいなグラなんだよなぁ…

でも不思議なもので、猫を助けたあとくるっと回ってエレベーターのほうを向いたあとはなぜか行きより結構怖くて、最後のほうはバランス崩しそうな感じがありました。
そして猫にめっちゃ愛着がわく。ふしぎ。
親猫の前に降ろしてあげようとしたら係のお兄さんに取り上げられてしまって辛かった。

これはけっこう楽しみにしていたので、そんなに恐がれなかった自分が残念でもありました。
ゲームをクリアしたいという気持ちが冷静な視覚情報処理を促してしまったのかもしれない。
きっと普段ゲームしない人ほど純粋に楽しめるアクティビティだと思う。
  

  
アーガイルシフト

最後に同行者がマックスボルテージをやるための金額をチャージしておいたんですが、みんな同じことを考えていたらしく並ぶ前に締め切られ、同行者に「じゃあ空いてるからこっちやってきなよ」(同行者は一人でプレイ済み)と言われて行ってきたアーガイルシフト。

おっぱい
かわいい女の子キャラ目当てにやるやつでしょ? と高をくくっていけど、すごい楽しかったです。
こちらはボトムズと比べてほとんど操作してる感はなく、オマケ程度の移動と銃撃があるだけ。

けれどそれを補う映像のカッコ良さとナビゲーターのアイネちゃんの可愛さ。
美少女キャラには興味ないですが、想像以上の「そこにいる感」には驚きました。頷いたり、アイネちゃんばっかり見ていたりするとそれに対する反応もあるらしい。すごい。
これで恋愛ゲームが出たらもう現実に帰らなくなると思う。 VRカルデアかVR本丸ください。

ボトムスで「地上戦だけじゃなくて空中戦もできたらなー」と言っていたところだったので、飛行してる感覚が本当に気持ちよかった。

そういえば、何故かアーガイルシフトの時だけヘッドギアが臭かったですね…。



【その他の感想】
・3D酔いしやすいけどワンプレイが短いので酔い止め飲んでいったら大丈夫だった
・ヘッドギアで髪の毛は確実に乱れる
・スキーと電車は空いてた(マックスボルテージも前半は空いてた)
・どれもこれもすぐ終わってしまうので寂しい、ボリュームには期待しないこと
・色々言ったけどすごい楽しかったです!

サインがいっぱいあったよ


なお、ごはんはダイバーシティー内でとんかつ食べました。おいしかったです。
http://www.divercity-tokyo.com/shopguide/10026225_10820.html

たまごごはんも食べ放題


ガンダムがかっこよかった


ところでジョイポリスのVRゾンビシューティングも面白そうなんだけど
「約4kgのバックパックを背負い、約2kgの銃(ガン)を持って動き回ります」に不安しかない。
http://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/
筋トレが必要そう。

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