2018年10月30日火曜日

シリーズ初心者も安心!Falloutの設定・用語を雑解説①

『Fallout76面白そうだけどFalloutってあんまよく知らない…なんか…核…?』って人向けに、Fallout76で出てきそうな設定とか用語を主観で選んでゆるく解説します。
これを読めば君もFallout博士だ!
けど読まなくても76は面白いと思うから予約していない君はBlog読んでないですぐ予約しよう。
https://fallout.bethesda.net/




・Fallout

作品のタイトルとなっている単語。核爆発が起きた後地上に降り注ぐ放射性降下物のこと。
Fall outと書くと違う意味になってしまうしファンボーイに殺されるので気をつけないといけない。

・ゲームの舞台

2077年に勃発した核戦争で崩壊して数十年~数百年後のアメリカがメイン。
Fallout1は2161年でFallout4は2287年。
最新作の76は2102年と、戦争が起きてから25年後の話。
荒廃した世界は『ウェイストランド』と呼ばれる。

・世界観

1950年~1960年のアメリカの人たちが空想していた未来、いわゆるレトロフューチャーがベースになっていて、核融合の技術が発展しているという設定。
戦前はガバガバ倫理観な人や企業が多かったようで、世界崩壊後のゲーム中に残されたコンピュータや製造物からその片鱗に触れることができる。
戦後は放射能汚染された地で突然変異した(人間含む)生物たちがわりと元気に暮らしている。

・Interplay

Falloutを作ったすごい会社。すごい。

・Bethesda

べせすだ、と読む。3以降のFalloutとかTESを作ったすごい開発スタジオ。すごい。

・Todd

トッド・ハワード。Fallout3とかオブリとかスカイリムを作った人。嘘つきおじさん。

・Vault-Tec

ぼるとてっく と読む。建設会社。
アメリカ政府からの要請でアメリカ全土に核シェルターを建設していた。
シェルター内の環境を利用して人体実験・社会実験を行っていた。
(換気ダクトから毒性物質を少しずつ部屋に送るVault、女1人男999人で生活させるVault、毎年一人を指名して殺さないと全機能が停止して全員死ぬ設定のVault、薬物依存者のみを集めたVaultでセラピーなどを根気強く行い全員が薬物依存から抜け出せた瞬間に隠されていた薬物いっぱいの部屋が現れる、など…)

・Vault Boy

ぼるとぼーい。ガールもいる。Vault-Tec社のマスコットキャラクターで、ゲーム自体のマスコットキャラクターにもなっている。
インターフェースやスキルのイラストだったり、戦前の看板やコマーシャルなど様々な媒体に登場しており、体を張ってゲームの世界観を説明してくれる。
ボブルヘッドという首振り人形にもなっている。

・Fallout1

Vault13生まれの主人公が、Vaultの水浄化チップが壊れたからおまえ取ってこいって言われて外の世界に放り出されるお話。
なんやかんやあってFEVっていうヤバめなウィルスで進化したスーパーミュータント(略称はSM)っていう汚いハルクみたいな奴らと戦うハメに。
最終的にラスボスもろともFEV工場を爆発四散させてめでたしだけどVaultに戻るのは認められなくてとぼとぼ歩きだして終わり。

・Fallout2

1の主人公が興した集落に生まれた子孫が、村が干ばつとか飢饉で絶滅の危機に瀕したのでG.E.C.Kという機械を探してこいと言われて外の世界に放り出されるお話。
なんやかんやあってエンクレイヴっていう悪い組織と戦うハメに。
最終的にラスボスもろとも組織を爆発四散させてめでたし。エンディングはマルチ。

・Fallout3

Vault101に生まれた主人公が、ある日Vaultから出ていった父親を追って旅立つお話。
なんやかんやあってまたエンクレイヴっていう悪い組織と戦うハメに。
最終的に組織を率いる大統領もろとも基地を爆発四散させ、父と自分が生まれた時に亡くなった母の夢を継いでめでたし(ただし主人公は死ぬ)。
選択次第では爆発四散させずに大統領に手を貸してウェイストランドに生きる全ての生命を皆殺しにする展開になる(ただし主人公も死ぬ)。
DLCを導入すると主人公は死なずにエンディング後も遊べるようになる。
War is never changes.(人は過ちを繰り返す)というシリーズの主題でもある台詞が印象的。

・Fallout New Vegas

1や2を開発したInterplayのスタッフがメインとなって3のエンジンで作った外伝的作品。
アメリカ西海岸のモハビ・ウェイストランドが舞台で、運送業を営む主人公が仕事中に頭を撃ち抜かれ荷物を奪われるが奇跡的に一命をとりとめ、自分が運んでいたものは何だったのか、自分が何に巻き込まれたのかを追っていく中で様々な人や人ならざる者、勢力と出会い、モハビを巡る戦いの行く末を決めることになるお話。
圧倒的な自由度、ユーモアに富んだ台詞回し、質の高いシナリオなど様々な要素が絡み合い唯一無二の世界観をこれでもかと表現している作品。
最終DLCのエンディングで示される『人は過ちを繰り返す』に対するアンサーなど、主人公の自己犠牲で寂しく終わった前作3に比べて、未来に対する希望があることを示唆する表現が多い。
とか言いながら選択次第では色々なものが爆発四散するし色々な人が絶望する。
その自由度も、NVの魅力だと僕は思う。好評発売中!!

・Fallout4

ふたたびベセスダが開発したFalloutで、核戦争勃発直後にVault111に避難して冷凍睡眠させられた主人公が200年後に目が覚めて外の世界に放り出されるお話。
なんやかんやあって冷凍睡眠中に攫われた息子と再会したり人造人間とセックスしたりするが、選べる4つの所属組織のうち3つが息子を施設もろとも爆発四散させて終わり。
トッドおまえマイクラとマスエフェクトにハマった後にインターステラー観ただろっていうシステムとシナリオ。

・ヒト

哺乳類霊長目ヒト科ヒト属。
戦後のヒトは大なり小なり放射能を浴びている影響でDNAが変化している。
コミュニティを形成し人間らしい営みを続けている人や、モヒカン肩パッドに薬物キメまくりでヒャッハーしているレイダー、放射能とFEVの影響で皮膚が腐り落ちたけど200年くらい生きてるグールなどがいる。

・レイダー

暴力を愛する人々。奪う殺すは日常茶飯事。薬物の影響で目がイっちゃってる人が多い。
ナチュラルに人を食う。群れていることが多く、デカい組織になってたりもする。

・グール

放射能やFEVに晒され続け、変化した人間。毛は抜け落ち皮膚は腐っているが理性はある。放射能に対する耐性や、何百年も生きていられる長寿など本来の人間には無い特性を持っているが、脳まで侵されると理性を失い人を襲うフェラル・グールとなってしまう。
その見た目やフェラルの危険性から人間からは迫害されていることも多く、グールだけのコミュニティを形成しがち。
ふつうの人間のことを皮肉を込めてスムーススキンと呼ぶ。
戦前から生きている人が大多数であり、戦前の価値観や歴史観などを持ち合わせている人も。

・スーパーミュータント

FEV(強制進化ウィルス)により人為的に変異させられた元人間。
作り方は簡単、FEVがたっぷり入ったタンクに人間をいれるだけ。
筋肉ムキムキマッチョマンで病気にならない、老化しない、驚異的な再生力ととにかく凄い。けど殺すと死ぬ。
昔は明確な指導者がいたからか知的な個体も多かったが1の主人公に爆発四散させられて以降は生産者が変わり大多数のSMがオレ オマエ ナグル程度の知能に収まった。
人間を殺して食べ、誘拐し、浅漬け感覚でSMに変えてしまうので当然ながら恐れられている。
ちなみに変異が失敗すると悲惨。

・ヌカ・コーラ

みんなだいすきヌカ・コーラ。甘味料、カフェイン、放射性物質などが入っている清涼飲料。
アメリカ全土に流通し、広く愛飲されていた。
その流通量は200年後の世界にも未開封の瓶が多数存在するほどで、瓶の蓋が硬貨代わりに取引されている。
様々なフレーバーがあるが、新商品ヌカ・コーラ クァンタムがいざ発売というところで核戦争が勃発したためクァンタムはレアアイテムとして扱われている。

・キャップ

ヌカ・コーラのボトルキャップ。上述の通り、政府が発行するお金の代わりに戦後の通貨として流通している。
戦前生まれのFallout4主人公や戦争直後の76住人が何の疑問も持たずにキャップを利用するのっておかしくない…?



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