沼地で釣りしようと物見やぐらみたいなの組んでいざ釣り糸垂らしたら野生のバリオニクスに全部食われた。
さて、野菜が収穫できるようになって料理と薬が作れるようになったので、ここらで洞窟攻略に乗り出していく。
目的は最奥に眠るアーティファクト。今回巡るのは『狩人』『賢者』『大物』の3つの洞窟だ。
この3つはボス入門と言われるブルードマザーの召喚素材となっている。
まずは初心者用ダンジョンとして名高い狩人の洞窟へ。
内部構造や出現する恐竜などがほかの洞窟に比べるとシンプルでアーティファクトに至る道もほぼ一本道で簡単とのこと。
基本的にどの洞窟も入口が狭いので連れていける恐竜も小さめの中型~小型生物まで…だったが、現在はクライオポッドで持ち込めるのであまり関係はない。
が、結局天井が低かったり溶岩があったりする洞窟もあるのでやはり大型恐竜は扱いづらい。
ラプトルやダイアウルフなどを群れで率いれば火力は高いが、今回のようなソロの場合は乱戦になると収拾つかなくなりがちなのでやめておく。
というわけで中型でそこそこの機動力と戦闘力を有した精鋭一匹を連れて踏破を目指すことにした。
狩人の洞窟は途中で水場もあると聞く。水中にあるのはクレートだけなのでアーティファクトのみ狙うなら無視してもいいが、今回は水陸両用のコイツの力を借りることにしよう。
バリオニクス!
前回の海中探査でも働いてくれた、100日後に死なないタイプの二足歩行のワニである。
ちなみに名前はバーリィ。ワーニィと駄々被りしている。
バリオニクスは陸上はもちろん水中でも俊敏に動けるし、育てるとHPも攻撃力も結構伸びる。
魚肉を食べるとHP回復力にブーストがかかるので長期戦もいけるし、アルゲンタヴィスで掴んで輸送できるという手軽さもある。
さっそく狩人の洞窟へ。
アルゲンで掴めるとは言うものの、バリオがアルゲンよりデカいせいでキメラみたいになってしまう。
Hidden Lakeからだと島の反対側となるのでやや移動に時間がかかってしまうのは最強拠点の思わぬ落とし穴。
ARKのマップとピン留めはクセがあってGPSで座標見ながらじゃないとなかなか思ったところに辿り着けない。
空いてる駐車場見つからなくてぐるぐる回ってる県外から来た人みたいになりつつもなんとか洞窟の入り口を発見する。
アーティファクト消費するたびに定期的に来ることになるので、目印代わりに大きな柱と、万が一洞窟内で倒れた時のリスポン用にベッド、アルゲンを羽休めさせておくためのスペースを設置。
この設営は洞窟を見つけるたびに行うつもり。
さて、いよいよ攻略開始だが…結論から言うと、まったく苦戦しなかった。
バーリィがまさしく一騎当千の活躍を見せ、水中に潜むサルコスクスも右クリの回転攻撃でスタンさせ完封するなど期待以上の戦果をあげた。
ムカデの毒液は騎乗してても貫通して装備の耐久度を激減させるので途中で全裸になってしまったが、それ以外は怖い攻撃も無いので水中のクレートまでしっかり拾って完全踏破してアーティファクトまで辿り着くことが出来た。
迷子になって帰れない可能性のほうが高かったので分かれ道のたびにたいまつを置いていったのだが、これが功を奏し無事帰路に着く。
一つ目のアーティファクト!
初心者用洞窟とは言え最初の挑戦を五体満足で終わらせられたのはバーリィの存在が大きい。
その貢献を称え、アーティファクトの名前に相応しいザ・ハンターの称号を授与する。
これにはバーリィもにっこり。
続いて賢者の洞窟へ。
ここは入り組んでいるもののアーティファクトまでほぼ一直線だし、全体的に難易度はそんなに高くない。
が、ここはデカいコウモリことオニコニクテリスが生息している。
このコウモリ、現実同様危険な伝染病を媒介しており、攻撃されると狂竜病という病気になってしまう。
こちらがペットに騎乗していても貫通して発症し、HPが急激に減少し続けるという状態に陥ってしまう。
さらにこの病気は他のサバイバーやドードーに伝染し、万が一そのまま拠点に持ち帰ってしまうと感染が広がってしまう。
そんなわけでここで必須となるのが解毒剤。ヒルの血液など、そこそこ集めるのが面倒な材料から作れる薬だ。
生肉などと同じく時間経過でダメになってしまうアイテムだが、発症した後に飲めばスッと楽になるし、その後3分間は免疫がつくので効果は抜群。
発症確率は10%ほどらしいので運が良ければ病気にならない。まぁ数個持っていけば十分だろう。
なお僕は知らずに突入して病気になったまま帰ってドードーに移しました。
特に苦戦することもなくアーティファクトへ。
なんとなく捕まえたテリジノを育てたくて連れていったけど、池ポチャの危険があるし普通にバリオニクスで良かった感がある。歩きにくかった。
SS撮ってたらサソリに突かれて気を失ったまま池に落ちてそのまま死んだ。
そんなわけで洞窟入り口でリスポンしてダッシュで回収して帰還。
テリジノサウルスのテリーヌにはザ・クレバーの称号を与える。
賢者の洞窟、場合によってはメガロサウルスとか沸く可能性があるらしい。怖い。
最後に、"大物のアーティファクト"が眠る洞窟へ。
ここは3つの中では一番危険度が高い。
サソリやクモ、コウモリといったお決まりのモンスターセットに加え、洞窟内には溶岩が流れ極度に高温となっている。
高低差があり、向こう側に渡るために溶岩をジャンプする必要があったりと特に厄介な環境となっている。
今回冒険のお供に選んだのはTekラプターのラプパチくん。
小柄ながら高い攻撃速度と移動力を持ち、ジャンプも出来てうってつけだろう。
今回は解毒薬と、耐暑料理のカリエンスープを持ち込んでいざ攻略。
僕は2つの洞窟を軽々と攻略したことから気が大きくなっていた。
とにかく敵が多い!
群れごとにリンクしてどんどん増えるし、コウモリは頭上を旋回してまとわりつくのでラプトルの攻撃がなかなか刺さらず持ち前の攻撃速度が殺されてしまう。
肉を食わせ体力を回復しつつ抵抗するも敵の物量に押し負け……
ラプパチー!!!
最後の瞬間まで頑張ってくれた。
共に最奥に辿り着き、勝利の達成感を味わわせてあげられなくてごめんよ。
ラプパチが倒れたのはアーティファクトを目前に控えた最後の通路だった。
彼の死を無駄にはしない。
ここまで来たらやり遂げる。
グラップリングフックで突っ込みアーティファクトの目の前に着地。
あとは来た通りに戻るだけだ。
その道は、ラプパチが切り開いてくれた。
そんなわけで犠牲を出しつつも、なんとか3つのアーティファクトを確保した。
辛い思いをしたが、この失敗を糧に生きていく。
失敗から学べるのが人間の強さなのだ。
思えば初日にスピノに殺された小さな恐竜たちもちゃんと弔ってあげられなかったので、湖を見下ろせるところに慰霊碑を建てる。
彼らの魂がARKの円環を巡り、また命として生まれますように。
ちなみにラプパチは後日ラプパチゼータとして生まれ変わるのだがこれはまた別のお話。
次はいよいよボス討伐だ。
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