今回はSSあってこそだと思ったのでブログに書きました。
今までふせったーに書き散らしたものもそのうちブログで清書したいなとは思います。
5.1からは直接ブログに書くことも考えたけど、ネタバレ配慮を考えるとやっぱり初手はふせったー程度でフレッシュな感想を雑に書くのがいいのかなぁ。迷う。
※この記事は、FF14 漆黒のヴィランズ 5.0ラストまでのあらゆるネタバレを含みます。
閲覧の際はご注意ください。
ネタバレまでのワンクッションに、全然関係ないSS載せておきますね。
がんばれ♥️がんばれ♥️
以下ネタバレ感想です。
例のサブクエって何かというとこれです。
イシュガルドの女としてはずっと気になっていた、「『彼』と同じ魂の持ち主では?」って言われてる人のクエ。
漆黒クリアしてからこのクエの存在を知ったんですが、経験値を次元の狭間に捨てるのが惜しくて他のジョブが70になるまで大事にとっておいたんですよね。
昨日めでたく70を迎え、暗黒70クエも終えて暗黒論文も書いたのでいざクリスタリウムへ。
暗黒70は実質蒼天のイシュガルド3.6だったのですごく良かったですね……
さて、クリスタリウムにて人捜しをしていたマウィル。
親友「トーラス」の様子がおかしいことを案じ、相談相手として私を探していたようだ。
「彼」の親友と言えばフランセルだけど、マウィルはヒューランだし、どちらかといえばイッセくんに似てる気もしますね。
というわけで、マウィルの頼みでオスタル厳命城にいるトーラスを訪ねることに。
この騎士が例の……
ん? あんまり似てなくない?
髪と瞳の色のせいでずいぶん印象が違うけど、キリッとすると似ている……!!
髪型のせいかアルトアレール似にも思えるけど(もともと目が似てる)、フェイスラインと鼻を見るとやっぱりオルシュファンなんですよね。
この出会い、大切にしよう。
大襲撃以来、気が張り詰めて夜も眠れないというトーラス。
城の皆さんに話を聞くと、先日の大襲撃で最も激しい戦闘の行われた場所にいた彼の部隊は、彼を残して全滅してしまったのだという。
「そんなの辛いに決まってる」と彼を案じるマウィル。
「用ならあとで聞く」と言ったきり帰ってこないトーラスを探しに行くと、
あぁ、何てことなの!!
キャンプ・ドラゴンヘッドのあるクルザス中央高地に生息するビアストと同型のモンスターにオルシュファンと同じ顔をした男性が襲われているわ!!!!
またイシュガルドを幻視してしまったかと思ったけど落ち着いて救出。
トーラスはあの襲撃で罪喰いの大群に蹂躙される仲間を目の当たりにして以降、生き残った自分を『卑劣な臆病者だ』と責めているようだ。
そんなの完全にサバイバーズギルトじゃないか……つらい。
マウィルにも言わないでくれと懇願するトーラスに沈黙を返すことしかできない。いくら心配しているといっても、今は親友に話すのも辛いだろうから。
城に戻ったトーラスを出迎え、「何があったのか」と尋ねるマウィル。話そうとしないトーラスの様子を見て、こちらに尋ねるマウィルだが、本人が話さないことを勝手に言うわけにはいかないし……
大丈夫なのかと心配したが、「俺の口から伝えるべきことだと思う」と、冷静に説明を終えた様子のトーラス。
マウィルが自分を心配しているのは分かっていて、それでも自分の『卑劣な行い』を告白するのは辛かったんだろう。この告白も自らを罰せねばならないという思い切りのような気がして危ういが。
「仲間を見捨てたなんて自分を責める必要はない」「ボクはキミが生きていただけで嬉しい」と諭すマウィルだが、それでもトーラスは自分を許せないようだ。
「自分を鍛え直さなくては」と鍛錬に向かおうとするトーラスを止め、休暇を取れと叱るマウィル。
その提案を聞き入れて休暇を申請しに行ったトーラスを見張ってほしいと頼まれる。
トーラスに追いつくと、ちょうど休暇についての話がまとまったところのようだ。
クリアメルト?
このあたりには詳しくないんだけど、おいしいものを出してくれるレストランか何かかしら。
……温泉?
………………ふたりで行ってこいって?? 上官殿???
いや別に無理とかじゃないけど温泉……えっ……いや療養とは分かってるけどあの……!
私たちまだ出会ったばかりだし、いやもしかしたら魂的には出会ったばかりじゃないかもしれないけど、私には心に決めた人が……でも同じ魂ならセーフ……??
でも保護者がなんて言うか……あっうちの保護者アルバートっていうんだけど24時間セコムだし魂ごとくれるくらい過保護だから、出会ったばかりの男と二人で温泉なんて絶対ブラビューラフォームで出てきちゃうと思うし、どうしよう……
服装これでいいかな。
下着は論外だし、水着もちょっとはしたないっていうか肌露出し過ぎなのは変わらないから、湯浴み着的な感じで。これなら各方面に対してギリ言い訳が立つでしょ。
平静を装ってクリアメルトへ。
勤務地からこんなに近いのに「初めて来るから勝手が分からない」と言うトーラス、たゆまず剣の修練のみに打ち込んで来たことを思わせますね。
「支度ができたら先に湯につかっていてくれ」ということなので現場に向かうと、
先に聞いてくれるの親切。
というかわざわざ着替えてきてカットシーンなかったらちょっとバカみたいでは? と思ったので安心した。まぁデートのお洋服に過剰に悩んじゃうのは女子の常だから……
あっいやデートじゃなくてあくまで療養の付き添いだけども。
話題はともかくマジで裸の付き合い~!!!
オルシュファンとは長い付き合いのあいだ私室に入る機会すらなく初めて手を握ったのも最期の瞬間だったというのにこの距離の詰め方~!!!
オルシュファンといえばヒカセンをアレな感じで誘ってはドン引きされ躱されアルフィノに邪魔されてるイメージだったし私もそれに慣れていたので情報の処理が追いつかない。
何でこのルート好感度上がりきる前から温泉イベントあるの?
だいぶおかしなことになってるけど彼はトーラスだしこれは療養の付き添いなので、つとめて平静を装う。話題も真面目だし。
実際、罪喰いを恐ろしいとは思わない。罪喰いに限らずどんな敵だってそうで、怖いのはいつだって、自分以外の誰かが傷ついたり死んだりすることだ。
その怖さにはいつまでも慣れることがない。戦いそのものには慣れてしまったけれど。
こういう表情、オルシュファンはしたことなかったよね。だいたい真面目な顔してるか、穏やかに笑ってるか、イイ!って瞳孔開いてるかだったから。
思えばオルシュファンは自分の内面に向き合う葛藤なんかを顔に出したことはなくて、彼は常に騎士であり、隊長であり、頼もしい友だった。彼の口から彼自身のことを聞いたことは殆どなかったように思う。だからこそ、もっと知りたかったと思ってしまうんだろう。
これまでも何度か問われ、その度に「民と友のために戦っている」という想いをその時にふさわしい言葉で伝えてきた。あの人に恥じないように、この手で守れるものを守りたいと。
でも、その想いの発端になった人と同じ顔で聞かれたら、そんなの胸がいっぱいになって何も言えるわけないじゃない。
「すまない、軽々しく語れるような想いではないだろうに、不躾なことを聞いてしまったな」と謝られてしまったけど、こちらこそ何も言えなくてすまない。
確かに軽くはないけれど、決して語れない想いじゃないんだ、いつもなら。
「俺は何のために戦ってきたのだろうか」と自問するトーラス。大切なものを失った直後に足が止まってしまった経験は私にもある。私は別れの直前に「英雄に悲しい顔は似合わない」という言葉を贈られて、無理矢理に歩みを進めてきたけれど。
そんな別れすら許されない凄惨な戦場では、戦う理由ごと見失ってしまうのは仕方のないことだろう。
という話をしていたら輸送団が罪喰いに襲われてマウィルが行方不明との知らせが。
「共に行こう」とトーラスに声を掛け、早着替えして捜索に向かう。
「先行する、ついてきてくれ!」トーラスすっかりシャキッとしてて心配なさそうだ。かっこいいなぁ。
手分けして捜索したがこちらはハズレ。
声がした方へ向かうと、そこには見事にマウィルを守って罪喰いを打ち倒したトーラスの姿が!
「ちゃんと戦えるじゃないか」と喜ぶマウィルに、ヒカセンと語らい想いを聞いたことで、迷いが晴れたと答えるトーラス。あんまりちゃんと答えられなかった気がするけど、役に立てたなら良かった。
友を守りたいという単純な想い。私が戦っている理由もそれだけだ。いつかゼノスに同類扱いされたけれど、私は戦いに喜びを見いだしたことはないから。
「貴方が罪喰いと戦う音が聞こえたとき、俺は、かつてない心強さを感じたのだ。」
共闘の度、喜びをあらわにしていた彼を思い出した。
どうしても言葉の端々に、オルシュファンの面影を探してしまう。同じ顔だというだけではなく、同じ魂の持ち主なのだと、信じても許されるのだろうか。
「何もかも、貴方のおかげだ。ありがとう。」
恭しく感謝を述べられて、少し罪悪感を覚えてしまった。だって「オルシュファンに似ているらしい」って理由で首を突っ込んだんだし、ここに来るまでもずっとオルシュファンの影ばかり追っていて、とても彼にもトーラスにも誇れるような行いではなかったと思う。
それでも「またいつでも、オスタル厳命城に足を運んでくれ」と言うトーラスの言葉に甘えるつもりではある。会ってみたらオルシュファンとはずいぶん違う人だと分かったから、次は普通に友として会える気がする。血がつながってるくらいの感じで魂がつながってるんだと考えよう。よく考えたらアルバートと私だって全然似とらんわ。
つまり半信半疑あっちこっちしたけど、改めてオルシュファンのことを深く考えるきっかけになってよかったです。
トーラスと二人で温泉に行ったことは一応墓前に報告しておきました。あくまで療養の付き添いだから。
あっ、アルバートもいるから二人きりではないよね? セーフだよね?
フランセルの視線が痛い。
それはそれとして。
ごめんトーラス、さっき聞けなかったことがあるんだけどひとついい?
手は助けたときに差し出したかもしれないけど『傷の痕』っていつ見たの?
わざわざ着てきた湯浴み着は長袖だし、前もきっちりしめてるし、先にお湯につかってたから脚も見えてなかったはずよ。
今回真面目な話だったのは重々承知してるけどこれだけは言わせて。いつ見たの??
目をそらすな。
2020/10/31追記:
トーラスってヒカセンを救えなかったifのオルシュファンの姿でもあるのかな……
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