前回、↑のSSでカッコよく締めたけど忘れ物+想定外の事態に陥ったので帰ってきた。
ラスダンはサバイバー10人に加えペット50匹まで突入できるというまさに最後の挑戦に相応しい規模となっているので、トランスミッターを乗せたケツァルにティラノをどんどん投入し現地でダウンロードする原始的どこでもドア法で移送。
いざ取り出したらミチミチすぎて詰まった。
ターミナルにガーディアンのもぎたての生首を捧げるとゲートが開く。
首はそのまま取り出せて何度でも挑戦できるのでケツァルのカバンにでもしまっておこう。
いよいよTEK洞窟へ。
最後だからと思って出し惜しみなしでティラノたちとダエオドン、ユウティラを連れてきたけど完全に許容範囲を超えている。
めちゃくちゃ苦労して恐竜たちを中に詰める。
山の中をくりぬいて作られたような道の向こうには流れる溶岩と、殺す気全開の肉食獣たちが待ち構えている。
そして落ちたら死にますと言わんばかりの削り立った崖。
全員追従させて進んだら大惨劇になるのは火を見るよりも明らかなので、少しずつ前進していく。
TEKヘルメットの生命探知をONにすれば地中に潜ったプルロヴィアも見破れるので、ユウティラで脅かして引きずり出しつつ撃破し、じわじわと前線を上げていく。
が、気を付けてはいてもミクロラプトルとかにワンパンもらってすぐ失神する。
状況によっては命取りになりかねないので危険極まりない。
騎乗ペットで前進→安全確保したら徒歩で戻って後続部隊の移動の繰り返しで進むもめんどくさくなってきた。
あっ……。
まとめて引き連れていった結果、壁にひっかかったり遠くの敵を探知したティラノから次々と投身自殺していき最終的に5匹くらいしか残らなかった。
難易度が高いっていうより理不尽さが強い。恐竜のAIがおバカすぎる。
高レベルのギガノトがいたりするらしいけど幸運なことに遭遇することはなかったので、敵の群れ自体は苦戦せずに対処することができた。
さて、溶岩地帯を抜けると青く輝く道が現れた。
光のベールで隔たれた青いエリアに足を踏み入れると一転して強烈な寒さが襲ってくる。
曲がりくねった道に引っかかった恐竜を誘導しつつ進むとテレポーターを発見。
ここがTEK洞窟の最深部だ。
恐竜たちを集め、意を決して起動する。
ティラノみんなとここに立ちたかった……。
転送された先はまさにARKのシステムの裏側、制御室と呼ぶのがふさわしい空間。
遺伝子配列を計算・再現しているかのような描写がされたコンソール。
こちらは人間用。
絶滅した古代生物も、生存記録を残していた人々も、ARKによって再生されて島に放たれていたようだ。
こちらも人間のようだが…肉体の境界がぼやけ、まるで霊体のようなイメージだ。
地球を模したホログラム。
道中にいくつもあるが、先に進むほど緑の光が消えたり赤黒く染まったりと不穏な雰囲気に包まれている。
ここではサプライビーコンが全自動で投下されているのを見ることができる。
菜園(中)が2つ、とか雑な仕事のサプライがちょくちょくあったのも納得だ。
やはり機械任せは信用できん。
最後の間。
我々の左腕に埋め込まれたインプラントのような形状の物体が鎮座している。
これこそがARKの"監視者"。
近づいた途端、眩い光を放ちながら浮かびあがると同時に大量のドローンが起動し、我々に襲い掛かってきた。
監視者は部屋中を飛び回り、騎乗解除&スタン効果のある極太レーザーをバラまいてくる。
柱を利用して身を隠しつつティラノたちに追撃させ、ある程度のダメージを与えると細かい粒子状に変化した。
バラバラになった粒子が先ほどとは異なった姿を形作っていく。
我々がここに来るまでに倒したガーディアンたち…ブルードマザー、メガピテクス、ドラゴンの姿に次々と変化し、オリジナルと同じ攻撃を繰り出してくる。
まとめてくらうと結構なダメージのブルードマザーの毒玉、爆発属性で防御力を無視するメガピテクスの岩投げ、そして我々を散々苦しめた割合ダメージのドラゴンブレスと、それなりに厄介な技を受け続けひとりまたひとりとティラノたちが倒れていく。
道中で脱落者が出すぎたせいか与ダメージも伸びない。厳しくなってきた。
ティラノ隊が全滅し、えらく耐えていたダエオドンと乗ってたユウティラも力尽きてしまった。
最後の手段、その身ひとつで監視者に立ち向かう。
実はラスボスは安置があって、TEKスーツで最高高度まで上昇してホバリングしていればすべての攻撃が当たらないのであった。
これこそ人類の叡智…!
「これはティラノの分!そしてこれは…ティラノの分!」などと言いながらショットガンを撃ち続ける。
ガクガクするカメラに3D酔いしかけるも遂に…。
監視者、討伐!!
残弾数も結構ギリギリだったけどなんとか仲間たちの無念を晴らすことが出来た。
コンソールが輝きだす。
この先に待つものは……。
緑が失われ死の惑星と化した地球とその周りに浮かぶたくさんのARK。
僕の肉体は光へと変わり、ARKのひとつに吸い込まれていった。
種の限界を超え、ひとつ上の段階へと至るアセンション。
再構成された肉体に埋め込まれたインプラントは生存の証明と言わんばかりに緑の輝きを放つ。
このままアセンションを続けていけば、ヒトという種が進化したその先へと至ることができるのだろうか…。
ってかアイテム全部消えてるんだけど!?
首に巻いてたカワウソちゃんはTEK洞窟の入り口で待っててくれたけど、僕の至高ポンショは?TEKスーツ一式は!?
なんかシングルモードだとよくあるバグらしい。
僕はサーバー建てる時にクラスタ化失敗しててシングルモードみたいになっちゃってるので、たぶんそういうことだろう。
ARKはそういうところがある。最後の最後まで。
まだベータ監視者やアルファ監視者も残ってるけど、それらは老後にとっておこうかな。
また黒真珠集めてスーツ作るのも空飛んでショットガン撃つのも、言ってしまえばただの作業だし……。
創造力つかってる時は楽しいけど、『工夫の余地があまり無く時間費やすことでのみ達成できる』っていう目標はあんまり挑戦意欲が湧いてこない苦手な分野。
というわけでARKクリア!!
収穫量とか激アマ設定でやっても最後のほうのレア素材集めはめちゃくちゃめんどくさかったので、これを公式設定でやる人はすごい。
エレメントは一人だからボス一周で足りたけど、これをIslandで複数人分集めるのはかなりしんどそう。
本当にリアル何か月もかけて準備して、たくさんの仲間と共に文字通り命がけでラスボスに挑むのはめちゃくちゃやりがいがあるだろうな。
シングルのいいところは他プレイヤーとの資源の取り合いとか空き巣対策とか考えなくていいところと、サーバーの状態に左右されずプレイできるところかな……。
ラグとかサーバーエラーでロストとかが無いARKはかなり快適だったし夢中になれた。
当初の目的であるストーリーもそこそこ追えたし。
さらばIsland!Scorched Earth編はまたいつか。
完!!!
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