ここスカリッツの村で鍛冶職を営む父、そして優しい母と3人で暮らしている17歳だ。
親しい人たちは僕のことをハルって呼ぶ。つまりハルトッシュ。
村での暮らしは平凡で退屈だ。
毎日父の仕事を手伝いながら夜は悪友たちと酒場で飲み明かしたり、たまに喧嘩をしたり…。
最近だと村を訪れた旅人から剣術指南を受けたりしている。もちろん家族には内緒で。
僕は冒険に憧れている。
いつか、この田舎村から飛び出して広い外の世界を見てみたい。
色々な人々と出会って色々な話をしてみたい……。
そんな夢を抱えながら、気に入らないドイツ人野郎の家に馬糞を塗りたくったり、エールハウスで働くガールフレンドのビアンカとイチャイチャしたり普段通りの一日を過ごしていると……。
村が焼かれた。
というわけでKingdom Come Deliverance(キングダムカム・デリバランス)です。Epicで無料配布していたやつ。
チェコ共和国の首都プラハに拠点を置くWarhorse Studiosが開発した、15世紀のボヘミア地方を舞台としたオープンワールドRPGです。
国内ではDMMが監修した日本語版がPCとコンソールで出てるけどEpic版には収録されていないので有志翻訳パッチを当てた状態でプレイ。
DMMの吹替&翻訳はESOでの実績もあるしクオリティ高そうなのでその点はちょっと残念。
プレイヤーは鍛冶屋の息子ヘンリーとなり、激動の暗黒時代を生き抜いていくというゲーム。
史実をベースに作られたストーリーが当時の街並みや風習・文化なんかが忠実に再現されたオープンワールドに落とし込まれていて、圧倒的な『中世ヨーロッパで生きている』感が味わえるみたい。
会話時やカットシーン以外はFPS視点で進むってのも没入感を高めてくれそう。
600年ほど前の実際の地球を舞台にしているので魔法やモンスターは無し。敵は盗賊とか傭兵とか敵軍の兵士。
バトルも人vs人がメインです。
武器を振り下ろす方向を変えたり、クリンチやパリィからのカウンター等、ゲームというよりシミュレータみたいな感じもする。軽く触った感じめちゃ難しい。
なお当時の剣術を可能な限り再現しているアクションなんだとか。こだわりを感じる。
ヘンリーくんはマジでただの一般人。
高貴な血筋も類まれな才能も(たぶん)無い、本当にただの平凡な男の子。
それでも無限の可能性を秘めているので、プレイヤーの好みに合わせてステータスを成長させて自分だけのヘンリーくんを創り上げることができるらしい。
のどかで退屈だけど平和な日々から一転、全てを失いどん底に落ちてしまったヘンリーくんを通して戦乱の時代を生き抜いていくことになるわけだけど、自由度の高いオープンワールドRPGなので物語の進め方もプレイヤー次第。
戦闘とかクラフトとか窃盗とか商売とか、まぁ色々できるらしい。
とりあえず今回はこの辺にしておく。
早く続きをやりたいので。
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