2019年11月27日水曜日

【片手武器】Divinity:Original Sin 2 スキルとビルド紹介(応用編その1) #Divinity #DOS2

これまでに『基本編』『才能編』と書いてきて、その度に長くなりすぎて書けなかった具体的な構成というのをいよいよまとめてみる。

今までと同様、システムを完璧に把握したとは言えない個人的な意見なので参考程度に留めてほしい。





片手武器を使って戦いたい


 概要


片手武器といっても色々あるが、ここでは一般的な近接物理タイプをイメージしそこから役割を想定して尖らせていく。

基本構成は物理ダメージBuffの王、武術スキルが中心となる。
計算式の関係上、片手武器スキルを上げるよりも武術スキルを先に上げていったほうがダメージが大きくなるのでそちらを優先しよう。
ぶっちゃけ武術スキル10になるまで武器スキルに振る必要はない。

片手武器の攻撃力は他の武器と比較すると低く、これ一本だとやや頼りない。
パーティ内での役割を活かすサブスキルを選んであげたい。


 武器別必要能力

片手剣、片手斧、片手棍
 →必要ステータス:筋力

ダガー
 →必要ステータス:技巧

ワンド(勾杖)
 →必要ステータス:知性
  ※ワンドは近接武器のカテゴリから外れており、一部の武術スキルが使用できない
  ※遠隔属性攻撃なので武術スキルのダメージブーストが乗らない



 片手武器ビルド例


タンク型(優先ステータス:筋力、体格)
筋力依存の片手武器、盾、防具を装備して装甲を積んでいくタイプ。
敵の物理装甲を削りつつ行動不能にしていくスキルで立ち回る。
知力に振らなくても効果が見込まれる魔法などをサブスキルに据えていこう。


構成スキル

・武術スキル
最強の物理攻撃"バウンシング・シールド"を用いて敵の物理装甲を粉砕し、"バトル・ストンプ"、"バトリング・ラム"などでまとめて無力化していく動きが中心となる。
中盤からは、強制タゲ取りスキルである"挑発"や、範囲内の味方が受けるダメージの50%を肩代わりする"守護天使"などそれっぽいスキルも増えていく。
投擲物を跳ね返す"リフレクト"は、単純に物理装甲を回復させるのにも便利。


・土術スキル
デバフを解除しながら物理装甲を増やす"硬化術"マジックアーマーや、広範囲にダメージ+転倒の効果を与える"地震"アースクエイクなど、敵陣のど真ん中で妨害しつつ生き残るための術が詰まっている。
自身の物理装甲と引き換えに周囲にダメージを与える"反射装甲"リアクティブアーマーがコジマ爆発めいていて良い。


・死霊術スキル
魅力的なスキルが揃っているが、ダメージを与えた時にHPを回復(スキルレベル×10%)するという特性も非常に強力。この特性は死霊術スキルでの攻撃に限らず全ての攻撃に適用される。
アンデッドでも回復できる"吸血鬼"ブラッドサッカーや、周囲の死体を物理装甲に変換する"骨の鎧"ボーンケージを重ねる事でしぶとさもアップ。
受けたダメージを送り付ける"苦痛の枷"ペインチェーンは強力だが、効果中は敵AIが狙ってこなくなるので上記武術スキルなどでカバーしたい。


・多形術
ここでお勧めしたいのは"クモの足"と"メドゥーサ・ヘッド"と"鶏変身"。
"クモの足"は、2ターンの間クモの足を生やし『クモの巣』を張ることができる。
『クモの巣』は中に入るとスロウ効果を与え、炎属性で燃え広がるというオイルと同じような性質を持っている。
"クモの足"が生えている間に『クモの巣』の効果範囲に入るとそのクモキャラはヘイストの効果が得られるというギミック。
敵陣に切り込んだあと自分だけが有利な地形を作ることができる。

"メドゥーサ・ヘッド"は近寄ると石化するオーラを放ちながら、筋力依存の範囲ダメージを与えるスキルが使えるようになるという強化バフだ。
筋力物理構成で固めながら魔法装甲にダメージを与えられるスキルがあると様々な状況で役に立つ。
周囲を石化させる効果は文句なしに強い。

"鶏変身"は、2ターンもの間なにもできなくする最強最悪のクラウドコントロールスキル。
有効射程が手を伸ばして届くくらいの短さなので近接キャラのほうが使う機会が多い。

真骨頂はクールダウンを全てリセットする"新皮置換術"スキングラフト
多形術をとるならレベル3まで振ってこれを取得することをお勧めする。


才能

・迎撃
一度の戦闘で複数回の発動機会がある。前に出るキャラは取って損はない。

・リビングアーマー
HP回復時、魔法装甲も回復量の35%回復させる。死霊術の特性と合わせると攻撃するだけでHPと魔法装甲を同時に回復させることができる。
デバフを通さないためにも装甲を維持するのは非常に大切。

・健康第一
武術スキル×3%分の最大HPを増加させる。序盤で取っても効果は薄いが中盤以降は一考の価値がある。
何度か戦ってみて全然HPが減らなければ他のに振りなおそう。

・歩兵
1AP分の移動コストが免除される。タンクは位置取りが重要かつキルを取りにくいので"死刑執行人"より適している。






クレリック型(優先ステータス:筋力、体格、知力)
ヒーラーというと金髪白人女性シスターをイメージしがちだが、ここではモーニングスターを振り回す屈強な黒人男性を想定していく。
回復能力と環境変化に優れた水術に加えそこそこの攻撃力と耐久力、丸太のように太い二の腕を持ち合わせた髭の濃いおっさんを創り上げていこう。
優先ステータスが筋力と知力になっているが、振れるポイントの関係で"一匹狼"でない限り両立させるのは難しい。
どちらかに絞ってあげていくほうが個性を活かせるだろう。


構成スキル

・水術
HP回復の"復元"や"癒しの儀式"、魔法装甲と状態異常を回復させる"寒気の鎧"などでヒーラーっぽさを演出。
地形の炎や毒を洗い流せる"降雨術"も使えるとよい。
水術スキルレベルが高い分には回復効果ももちろん高くなるが、状態異常の回復効果だけでもかなり有用なので無理して振ることはない。
知力もあまり振らないのであれば氷の魔法攻撃スキルは覚えなくても問題ない。
水術スキルレベルにせよ知力にせよ、振るなら振るで凍結絡みの面白スキルがいろいろ使えるようになるので、氷を操るフロストパラディンみたいなのが作れそうだがやったことないのでわからん。すいません。
なお水術の回復魔法はアンデットには物理ダメージ扱いとなる。
味方にアンデッドがいるなら注意だが、敵に向ければ遠距離攻撃となるので活用しよう。


・武術スキル
重要度はタンク型と同様。
パーティ構成によって攻撃に重きを置くか援護型に特化させるか変わってくると思うが、硬い盾をぶつけると相手は死ぬという真理だけは忘れないでいただきたい。


・死霊術スキル
筋力型ならタンク型とほぼ同様だが、知力を上げていくなら"血蚊襲来"モスキートスウォーム"疫病術"インフェクションといった攻撃スキルのダメージも上昇していくので近~中距離の手数が増える。
また、水術との絡みも多く、水たまり⇔血だまりの相互変化やそこから派生させた凍結や束縛等の行動妨害を広範囲に与えることができる。
水術との複合スキルである"ブラッドストーム"は知力依存で物理装甲へのダメージと腐敗(HP回復でダメージ)、病気(体格ー3、被ダメージ上昇)のデバフを付与する強力な範囲攻撃。


・土術
"硬化術"マジックアーマーや、行動妨害系スキルの重要度は変わらず。
知力に振るなら攻撃スキルによる魔法装甲ダメージも期待できるが、そっちは炎術を使う魔術師ロールに統合させてもいいかもしれない。


・召喚術
クレリックとはやや離れてしまうかもしれないが召喚術も片手武器と相性が良い。
ペットは召喚術レベルにのみ依存なので筋力型でも知力型でも仕事するし、自身への回復効果を相手とも共有する"魂の仲間"ソウルメイトで、被弾しがちなパーティーメンバーと自分を回復することができる。
周囲のキャラクターやトーテムの数に応じて回復量の上がる"奮起の雄叫び"など、ペット召喚以外にも回復スキルがあるので一考の価値がある。



才能

・迎撃
タンク型と同様の理由だが、知力に振っていくなら不要。

・リビングアーマー
クレリック型でも相性は良い。HP回復機会が多いので魔法装甲もじわじわと戻せる。

・獰猛な魔法
端的に言うと魔法もクリティカルになる才能で、知力依存の魔法攻撃などはもちろん、"魔法っぽい物理攻撃"も対象となる。代表的なのが盾投げ。
"バウンシング・シールド"や"死体爆発"などがクリティカルヒットすると非常に強力だ。
攻撃魔法を多用するならぜひ取っておきたい才能。

・属性調和
足元の属性と使用スキルが一致してる場合APコストが1下がる才能だが、水術や死霊術の使用頻度が多いならそこそこ発動する機会も多い。
それぞれ水たまり(氷)、血だまりが発動条件となっているが、ダメージを食らう炎や毒に比べるとデメリットなく環境を維持できる。




というわけでシナジーがありそうなビルドを紹介してみたが、このまま次の武器種を紹介するとまた長くなりそうなのでこの辺でいったん切る。

お好みでちょい足ししたりちょい引きしたりして自分に合うスタイルに調整してほしい。

最後に、どんなビルドでも狩猟術の"戦略的撤退"と隠密術の"アドレナリン"は活きる。
是非とも取得して組み込んでほしいスキルだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿