2019年11月18日月曜日

駆け出し根源魔術師向けのDivinity:Original Sin 2 スキルとビルド紹介(基本編) #Divinity #DOS2

DOS2の略称に自信が持てない。

さて、DOS2の戦闘は非常に面白いが、覚えることが多く慣れるまで非常に難しい。
最序盤のワニ3匹に"理解"らされたプレイヤーも多いだろう。
多種多様のスキル、相互に影響しあう環境効果、属性や状態異常などなど…
奥深いゆえに複雑で、ターン制と言えども目まぐるしく変化する状況に対応できず何が起こったのかわからないという時もあるだろう。

なので今回はまず、始めたばっかりだからどういうスキルがあるのかわからない、というプレイヤー向けに、スキル系統ごとに雑に紹介していく。
使い勝手の良さなどを評価し、『○○スキルといえばコレ!』というのを僕目線で3つほどピックアップしていくので、今のビルドにもう一味加えたいという人も参考にしてほしい。ほとんど序盤で手に入るものしか紹介しないのでネタバレにも優しい。
なお公式日本語訳Verと有志翻訳Verでスキル名が若干異なるものもあるようだが雰囲気で察してほしい。



基本中の基本

DOS2では、HPの上に物理装甲・魔法装甲という防御値が存在する。
剣や斧で叩くと物理装甲が、火の玉を当てたり毒沼に突っ込んだりすると魔法装甲が削れていき、どちらかの装甲値がゼロになった時点で初めてHPが減り始めるシステムだ。

大雑把に分類すると、鎧や盾をガチガチに着込んだ前衛戦士キャラは物理装甲が高くなり、知力の上がる帽子やローブを着た後衛は魔法防御が高くなる。



銀色のバーが物理装甲で青いバーが魔法装甲。
数値を読むと、このキャラは魔法装甲が物理装甲の半分くらいしかないので魔法に弱い、というのがわかる。


基本的には"睡眠"や"転倒"といった行動阻害系のデバフは、装甲が残っていれば防ぐことができる。
敵の魔術師が氷の魔法を唱えてきたとしても、魔法装甲が残っていれば装甲が削れはするものの"凍結"のデバフは発生せず、HPも減らないので戦闘を継続できる。
(ただし足元の地形が"氷"もしくは"オイル"に変化している場合は、装甲を無視して"転倒"、"鈍足"が発動してしまう)

相手の装甲値を見ずにやみくもにスキルを使っても狙った効果が出ない事もあるので注意しよう。



続いてスキルの紹介。


武術

物理ビルドの中心となるスキル。
一部のスキルには近接武器・盾装備時などの発動条件がある。
物理判定のスキルがほとんど。


・バウンシング・シールド(武術レベル1)
武術スキルの初期技にして最強の物理攻撃。
盾を投げてぶつけるだけという単純な技だが、盾自体の装甲値がそのまま威力に反映されるため片手剣でぺちぺち殴って200、とかやってる時に同じAPで2000くらいのダメージが出る。しかも複数ヒット。
投げた盾が無くなったり盾のぶんの装甲が無くなったりといったデメリットもなく、高所ボーナスも乗るので良い位置に陣取ってからぶん投げると相手は死ぬ。
近接ビルドの貴重な遠距離攻撃であり、盾持ち魔法使いの貴重な物理攻撃でもあるので最初から最後まで重宝するだろう。
"Shoot first, ask questions later."まず盾を投げ、それから考えろ


・バトリング・ラム(武術レベル1)
・バトル・ストンプ(武術レベル1)
こちらもファイターやナイトの初期技にして主力となる、武術スキルの代表格。
範囲内の敵に物理攻撃&転倒(1ターン行動不能)のデバフを付与する。
このゲームは一手一手の行動が凄く重要なので、1ターンまるまる動けなくする系のデバフはどんな状況でも最適解となる。
物理装甲を刈り取ってしまえば順番に使うだけで2ターン無力化できる。
バトリング・ラムは直線上に突撃する移動技なので、鈍足がちな重装キャラが敵との距離を詰めるのにも使える。
バトル・スタンプは地面に残った炎上や毒煙を晴らすという効果もあり、戦闘中のみならず探索中に道を切り拓く使い道もある。


・フェニックス・ダイブ(武術レベル2)
ヒーロー着地。大ジャンプして着地地点を炎上させるという自己テレポート技。
重装着込んだガチガチの戦士が爆炎の中からゆらりと現れる姿を想像するとカッコいい。
まぁ炎上効果はオマケのようなものだが…。




隠密術(悪党)

その名の通り、ローグやシャドウブレードといった隠密ビルド向けのスキル群。
スパチュン公式日本語訳では直訳で悪党と訳されている。
移動技・物理攻撃・魔法攻撃・状態異常と、様々な状況に対応できるスキルが揃っている。
ダガー装備が必要なスキルが多い。
クローキング中に使えるスキルもあるがクローク状態になるためにAPを4も消費するので、カメレオン・クローク(多形術レベル1)があるとグッと燃費が良くなる。


・アドレナリン(隠密術レベル1)
即座にAPを2増やすかわりに次ターンはAP-2の状態になるという、ローグの初期技にして隠密術の真骨頂。
もう1アクションでトドメをさせる時やターン終了前に敵から距離を取りたい時など、どんな状況&ビルドでも使い勝手は良く、前衛後衛問わず使い道が多々あるスキル。


・クロロホルム(隠密術レベル1)
ダメージ+睡眠(1ターン行動不能)を与える遠距離攻撃。魔法攻撃なので、魔法装甲が残っていると睡眠が発動しない。
前述の通り、ターンスキップさせるスキルなので文句無しで強い。
低コスト(AP1)で遠距離攻撃という使いやすさに加えてクローク状態が解除されないというオマケつき。


・クローク&ダガー(隠密術レベル2)
隠密術カテゴリのテレポート技。クローク状態を維持したまま大移動できる。
単純にぴょんぴょん飛び回るのに便利。
フェニックス・ダイブと違い、静かに着地するので隠密RPのお供にも。



狩猟術

弓・クロスボウといった遠距離物理攻撃のお供となるスキル群。
ただでさえ威力に優れる弓攻撃だがスキルレベルを上げると高所ボーナスも上がっていくのでコンスタントに大ダメージを与えることができる。
高所ボーナスは前述した盾投げや、ファイアーボールといった魔法スキルにも適用されるので弓使いでなくとも発動の機会は多い。
15個のスキルのうち13個が弓技だが、残りの2つが全ビルド必須レベルで使い勝手が良いのでそれを紹介する。


・応急処置(狩猟術レベル1)
そこそこ遠くまで届くうえに様々なデバフを解除する万能HP回復スキル。
複数キャラ使えるようにしておくと数々の窮地を救う事だろう。
アンデッドには回復量分のダメージを与えてしまうが状態異常は治せる。


・戦術的撤退(狩猟術レベル2)
移動系スキルの王の中の王。テレポート+ヘイスト(次のターンAP+1)という利便性の塊みたいなスキル。
このスキルを覚えた前衛脳筋キャラは撤退と言いながら敵の真ん中に突っ込んでいくことになる。
狩猟術レベルと高所ボーナスの関係から、魔法使いが高台を抑える時にも当然使えるのでどのビルドでも腐ることが無い。




風術

風と雷を操って攻撃し、感電させスタンさせたり目を眩ませたりといった状態異常を引き起こす魔法スキル。雷は水たまりや蒸気を帯電させ、その場にいるものに継続ダメージ+ショック状態、スタン状態を与える。
炎に完全耐性を持っているナメクジがいたり毒で回復するアンデッドがいたりするこの世界において風耐性を持っている敵は少ないので万遍なく活躍するが、序盤は使える攻撃スキルが少なくAP消費も重めなのでこれ一本で行くのはやや辛い。
位置操作系の補助スキルがありこれがべらぼうに面白い。


・サンダーボルト(風術レベル2)
指定範囲に雷撃を落とす、風術のメインとなる攻撃魔法。
弾道が低いせいでちょっとした段差や遮蔽物に引っ掛かりまくるファイアーボール(後述)と違い、トップアタックで狙ったところに着弾させられる。
AP消費が3なのがネック。


・テレポーテーション(風術レベル2)
本ゲーム最大のおもしろスキル。人や物を指定場所の空中にワープさせてわずかな落下ダメージを与える。
近づいてきた敵を遠くに飛ばしたり、毒樽を敵の頭上に投げたり、味方を高所に移動させたりと戦場の数だけ使い時がある。
戦闘中のみならず、探索中でも遠くの宝箱を手元に引き寄せたり毒の噴射口に物を乗せて塞いだりできる便利なスキル。
遊び方いろいろ。


・ネザースワップ(風術レベル2)
対象を2体選んでそれぞれの位置を入れ替える。高所を取った敵と味方を入れ替えるのはもちろん、近接が仕留めた敵の死体と生きてる敵を入れ替えて移動の手間を省いたり、テレポーテーション同様さまざまな場面で役に立つのでパーティの誰かひとりには覚えさせておきたい。




土術

毒、油、岩といったワードが並ぶ魔法。鈍足や拘束といった状態異常も司る。
物理装甲を修復したり、やっかいなデバフの一つである"腐敗"を取り除く補助魔法もある。
毒もオイルも引火して爆発するので火気のそばで使うときは気を付けたい。
炎術を使う魔法職、水術を使うヒーラー、防御を底上げしたい物理職など、様々なビルドに彩りを加える優秀なサブスキル。
上位スキルの範囲転倒も鬼。


・フォシル・ストライク(土術レベル1)
引火性の油が詰まった土塊を投げつけ土属性魔法ダメージ+着弾点の地形をオイルで満たす。
公式日本語版だと泥岩撃みたいな名前の魔法。
ポイントとなるのは足元にオイルを広げるという効果で、魔法装甲が残っていても鈍足効果が発揮するのが非常に強力。
階段や扉の前などを油まみれにして敵の進行を妨害したり分断したりと有利な状況を作りやすい。
当然ながら火属性と相性がいい。


・硬化術(土術レベル1)
対象の物理装甲を上昇&回復させると同時に毒や出血、病気や腐敗といったデバフを解除する。
殴られがちな近接職のお供にも、ヒーラー役に覚えさせても活躍の場は多い。
フォートジョイのモナちゃんなど、病気状態のNPCに使うと治る人もいる。


・汚染(土術レベル1)
自分の周りに毒を広げる。毒は水を汚染し、引火すると爆発する。
アンデッドキャラが使うと自分は回復+周囲のキャラにはダメージという有利なフィールドを作れる。(その後しばしば火を投げ込まれるが…)
オイルや炎上もそうだが、NPCはデバフやダメージを食らう地形を進むのを躊躇して避ける傾向があるので、ある程度敵の動きを抑制することができる。
AP1と低燃費なので戦士キャラが手持ち無沙汰な時などに。



火術

威力の高い攻撃魔法と便利な補助魔法が並ぶ。
『火術+武術』や『火術+召喚術』のような複合スキルも多いが、純粋な火術の攻撃魔法は知性依存の為ダメージを出すなら魔法使いキャラでの運用が望ましい。
炎上はこのゲームにおいて一番出番の多い環境変化で、至る所に「ここ良い感じに燃えますよ」と言わんばかりの油樽が置いてある。
中盤以降は耐性を持つ敵が増えるとはいえ活躍の機会は多い。
炎を恐れるなかれ。



・点火(火術レベル1)
術者の周囲にいる敵に対してダメージを与え、地形に炎上効果を与える。
ダメージは特段高くはないが影響範囲が広くAP消費も1で使いやすい。
範囲内の味方にはダメージは無いが、油の上などに立っていると地形が燃えて結果的にダメージを受けてしまう。


・ファイアーボール(火術レベル2)
ファンタジーの魔法といえばこれ。着弾点で爆発して燃え広がる火球を投げつける。
高威力で広範囲、まさに火術の顔となるメインスキル。
術者の投球フォームに癖があるのか弾道が低く、柵や階段の踊り場などの地形によく引っかかって手前で爆発しがち。


・心の平穏(火術レベル1)
対象を明晰状態(各ステータス上昇)にし、同時に盲目、魅了、睡眠などのデバフを解除する。
"目を開かせる(冷静にさせる)"といったイメージの魔法。
操られて敵対する系の非常に厄介なデバフを解除できるので、パーティの数人がスキル習得なり巻物を持っておくといざという時に安心。


・ヘイスト(火術レベル1)
APが+1される便利スキル。説明不要。



水術

HPや魔法装甲の回復、雨を降らし環境を変化させる、氷の攻撃魔法などのスキルが並ぶ。
豊富な支援スキルが揃っており、状態異常回復もお手の物。
攻撃スキルは単純に氷柱をぶん投げるものから、凍結状態の地形を条件として発動する等ひねったものもあるが全体的にAP消費は重め。
火属性の攻撃が飛び交うこのゲームで氷を運用するのはやや難しいが、流れた血すらも凍らせて戦いに利用する姿はロマンがある。


・リジェネレーション(水術レベル1)
原語版だと"Restoration"で、公式日本語だと"復元"。
水術の基本となる回復スキル。毒と出血が治り、回復効果が2ターン継続する。
クールダウンが4ターンと長めなのでこれ一本だと厳しい。複数キャラで習得させるなどしてカバーしていきたい。


・寒気の鎧(水術レベル1)
氷の鎧。対象の魔法装甲を回復&上昇させ、様々な状態異常を回復させる。
魔法装甲が無いと各デバフの餌食となってしまうので戦闘中はなるべく維持しておきたい。
石化や腐敗も取り除くので、上述した硬化術のような使い道もある。


・レイン(水術レベル1)
降雨術。広範囲に雨を降らす。範囲内のキャラは敵味方問わず"水びたし"状態となる。(火耐性は上がるが風耐性が下がる)
地形に水たまりを生成し、炎は鎮火して蒸気となり、毒とオイルは洗い流される。
水たまりも蒸気も電撃を帯びると帯電状態となる。
人も地面もしょっちゅう燃えるゲームなので、探索中によく使う。
AP消費が1なので水術使いがやることないとき何となく使ったりする。




死霊術

死体や骨を利用したり、吸血や出血といった効果のスキルが並ぶ。
物理依存のスキルも魔法依存のスキルもあるので、ロールを選ばず運用できるのが魅力。


・膨れ死体の召喚(死霊術レベル1)
・骨蜘蛛の召喚(死霊術レベル2)
きたないペットを召喚する。
何度も書いている通り、このゲームは一手一手が非常に重要なので、操作できる味方が増えるとそれだけで戦力が底上げされる。

膨れ死体は死体を歩く爆弾として蘇らせるスキルで、HPが0になるかスキルを発動すると爆発し、周囲に物理ダメージを与える。範囲内の味方にもダメージがあるのでなるべく敵のほうに落ちてる死体を再利用したい。

骨蜘蛛くんは消耗品の膨れ死体とは違い、特に死体や骨などの触媒を必要とせず5ターンの間一緒に戦ってくれる。
死体を食べてHPを回復したり、穴を掘ってテレポしたり耐久&機動力に優れる頼もしい仲間。

維持できるペットは1体だけなので同時使用はできない。


・生命の淵(死霊術レベル2)
対象を2ターンの間不死にする。効果中はHPが1以下にならない。
挑発した盾役が使ったり瀕死の味方の生命維持に使ったりと便利なスキル。


・苦痛の枷(死霊術レベル2)
術者が受けたダメージを共有するデバフを付与する。
AP消費が1と軽く、↑の生命の淵と併用して色々と悪いことができる。
デバフの付与は物理装甲判定という点からも、前線で被弾しやすい近接物理職と相性が良い。
普段は味方を巻き込まないように慎重な魔法使いも、効果発動中はウキウキでファイアーボールをぶん投げることができる。



召喚術

死霊術と対になるきれいなペット…と思いきや、小汚い悪魔やトロル臭いトーテムを召喚する。
ペット枠で運用する"化身召喚"と、固定砲台として機能する"トーテム召喚"の2つのスキルが行動の起点となり、それらを強化したり食ったりしながら戦う。
スキルのほとんどがペット強化技で、"化身召喚"は召喚術レベル10で超強化されたペットを呼べるようになるので、運用するなら専門として特化させるのが良いかもしれない。


・化身召喚(召喚術レベル1)
指定した地形に対応する属性の悪魔を召喚する。炎の中から生まれた化身は殴りが炎属性でファイアーボールを使えたり、水の中からだとリジェネレーションが使えたりと、敵の耐性などを考慮しつつ状況に応じて色々なロールを与えられるのが楽しいスキル。
スキルレベルによってステータスが上昇していき、上述の通り10を超えると強力な化身が降臨する。
召喚術スキルの半分くらいはこの化身を強化するもので、属性を変化させてスキルを覚えさせたり、近接/遠距離攻撃能力を強化させたりといったスキルが並ぶ。


・エレメンタル・トーテム(召喚術レベル1)
化身と同様、指定した地形と同じ属性のトーテムを出現させる。
トーテムは操作できず、視界内の敵に自動で攻撃する固定砲台となる。
ペット枠を『占有しない』ので化身や死霊術のペットとも併用して使える上にクールダウンが1ターンなので、毎ターン召喚して火力を上げていくことが可能。
トーテムは攻撃されたり3ターン経過すると消滅するので限度はあるが、寿命を延ばしたりするスキルもある。


・精神支配(召喚術レベル2)
相手を魅了させるスキルはなぜかここ召喚術スキルに。
行動不能どころか同士討ちをさせる"魅了"状態が2Tも続くという恐ろしいデバフ。
召喚術スキルを上げるなら覚えたい。魔法扱いなので使うのは魔法装甲を削ってから。




多形術

ポリモーフとも呼ばれる、肉体の一部を動物などに変化させてその力を得る究極生命体カーズみたいな魔法。
翼を生やして飛んだり、腕を触手にして叩きつけたり、背中から蜘蛛の脚をたくさん生やしてアイアンスパイダースーツみたいになったりできる。
また、『範囲内のキャラのHPを全部足して均等に振り分ける』といった癖のある方向性のスキルもあったりする。


・ブルホーン(多形術レベル1)
牛の角を生やして突進できるようになる。生えてる間は応報(ダメージ反射能力)が+1される。
『ブルホーン(AP消費0)』を使用したあとに『ブルラッシュ(AP消費2)』が使えるようになるというギミックで、角は4Tの間ずっと生えている。
そこそこの距離を突進してダメージ+出血を与えるというスキルで、近接キャラが敵との距離を詰めるのに便利。
バッファローマンRPのお供にも。


・カメレオン・クローク(多形術レベル1)
AP消費1で完全な透明状態となる。効果は2ターン。
通常の"隠密"は、『相手の視界に入っていると隠密状態になれない』、『隠密状態で敵の視界に入ると解除される』、『APを4消費する』という戦闘中だとなかなか使う機会がないが、こちらの効果中は上記の欠点をすべて無視して発動できる。
透明になっているだけで無敵ではないので範囲攻撃などは普通に当たる。


・鶏変身(多形術レベル1)
相手を鶏に変身させて2ターン何もできなくさせる。鬼強い。
物理装甲判定で無力化という点では武術スキルの転倒させる技と同じだが、こちらは2ターンなうえに治療法が無いというどうかしてるスキル。
敵に使われると憤死する。


・翼を広げて(多形術レベル2)
歌のタイトルみたいなスキル名。猛禽っぽい翼を生やし、3Tの間浮遊状態となる。
浮遊状態で移動中は地形ダメージを無視することができ(着地点の影響は受ける)、さらに一定の距離を大ジャンプできる『フライト』のスキルが使えるようになる。
『翼を広げて』も『フライト』も消費APは1なので初回はAP2を消費するが、次のターンも『フライト』は使えるので低燃費で広範囲を移動することができる。
近接ビルドでも遠距離ビルドでも輝く優秀なスキル。







今回紹介したのはキャラビルドで選べる&最初の町で買えるものばかり。
冒険が進めば上位のスキルを見る機会も増えてくるだろう。
多くの戦闘を経験し、「こういうことができたらいいな」と思ったときは、ぜひとも商人が取り扱うスキルブックを眺めてみてほしい。

また、この他にも『才能』という特殊能力もあるので、次回はそちらを解説しつつ具体的なスキルの組み合わせなども考えていきたい。

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