根源使いの収容所であるフォートジョイに辿り着いてしまった僕は、色々と思うところがあるので脱走することにした。
さて、エルフ族の手厚い"おもてなし"ですっかり篭絡された僕は、彼女たちに良いところを見せようと二つ返事で力を貸すことにした。
なんでも人間グループのボス格であるグリフという髭の濃い男とトラブルを起こしたエルフの同族が戻ってこないという。
というわけで調理場を仕切っている"キャンプボス・グリフ"に会いにいくことにしたのであった。
ここがグリフのいる調理場。
ぐるりと見渡してみると調理場には不似合いな鉄格子の牢があり、その中に血まみれのエルフの男性が放り込まれていた。
思わず駆け寄った瞬間、背後から威圧的な声が投げかけられた。
「そいつに近づくな」
振り返ると、調理場の中心にいる人物…グリフが不機嫌そうにこちらを睨んでいる。
これはどういうことかとグリフに話を伺ってみることにした。
キッチンポットくんの熱い主張。
なんでも、このエルフの男性…アミーロさんがグリフのもとから盗みを働いたとのことで捕えたが、盗んだブツの隠し場所をなかなか吐かないので半殺しにしたのだとか。
何が盗まれたのかと聞くと…オレンジ。
おいおい果物ひとつでここまでやるとか世紀末かよと訝しんだものの、俺のモノを盗むという行為が許せないらしい。
オレンジを見つけて持ってくれば引き換えにそいつを解放してやる、と自然な流れでクエスト依頼をしてきたグリフ。
当のアミーロさんは、「まったくの誤解で、何か食料をわけてもらえないかと尋ねてきただけで何も関与していない」と無罪を主張している。
どうもグリフは何かを隠している。半裸で料理している姿に親近感を覚えるものの、"べしゃり"では丸め込めそうにはない。
ここにいてもこれ以上の情報を引き出せそうにない。
なるべく早く戻るとアミーロさんに告げ、調理場を後にした。
グリフの取り巻きの一人であるバターちゃんと接触。彼女は首都アークスで音楽をやっていたが根源を見出されてここに収容されたらしい。
グリフに従ってはいるがここでの暮らしに満足しているわけではなさそうだ。
色々端折るが、なんだか良い雰囲気になったのでお互い脱出したら首都で再会することを誓い合う。
出会って3分でここまで急接近。としくんは罪作り。
さて、その他のボディタッチ案件はこちら。
海を見つめながら、離れ離れになった家族に想いを馳せるマルゴさん
旦那さんと息子の3人で一緒にフォートジョイに収容されたが、彼らのほうが先に治療の順番が回ってきたので離れ離れになってしまったらしい。
その後音沙汰ないが解放されたのだろうと推測しており、今は自分の順番が早く回ってきて一緒に故郷に帰る日が来ることを心待ちにしているという。
砂浜に座り込み楽しかった日々の思い出話に相槌を打つ。
穏やかな時間が流れて優しい気持ちになれる。そんなボディタッチ。
オリジンのひとり、セヴィルとの再会。メリーウェザー号の船内ではまったく相手にされなかったが、ビーチの開放感にあてられたのか大胆なアプローチをかけてくる。
ボディタッチは魂の触れ合い。時に激しい痛みを伴う。
"一仕事"を終えて隙を見せたところを機械のような正確さで的確に触れていく。
その後、先ほどのオレンジ事件も含めて8時間ほどプレイしたのだが、あまりにも夢中になってしまいSSを撮り損ねた。
その間に犬とボール遊びしたり、
蟹に首輪を煽られたり、
亀に殺されたり、
鼠にロックピックを恵んでもらったりして…
最終的に砦の地下に広がる実験場の主『ドクター・ナイルズ』に引導を渡し、いよいよ脱出の算段が整った。
ナイルズが持っていた『顔剥ぎ』は、死体から綺麗に面の皮を剥げるツールキット。誰もがナイルズくんで試すことだろう。
神聖騎士団が根源使いに施していた"治療"の実態も明らかになった。
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これらの実情を知ったアツサは良心の呵責に苛まれて脱走に手を貸していたんだろう。
許すまじマギステル。許すまじアレクサンダー。
怒りの矛先はフォートジョイを統べる『高等審判者オリヴァンド』へ。
彼もまた"根源"の根絶が世界を平和へ導くと妄信しており、残忍な手法を取ることも厭わない神聖騎士団の一員である。
美肌Modの影響で妙に若々しくなってしまった。
古の根源使い『ブラッカス・レックス』が生み出したとされる"根源を操る杖"を使い、僕らの目の前で一人の根源使いを"治療"するお肌つやつやのオリヴァンド。
何を言っても分かり合えそうになかったので武器を抜く。
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オリヴァンドも、砦を守るマギステルたちもいなくなった。
失われた人々が元に戻ることはないが、少なくともこれ以上ここで犠牲者が増えることはないだろう。
断片的に得た情報をまとめるとどうもこの島全体が『ブラッカス・レックス』という悪い者の実験場だったようで、根源の力を抑止する首輪も彼の研究を元にしたらしい。
(ちなみに僕の首輪はその辺にいた器用なおばちゃんが外してくれた)
ブラッカス・レックスは強大な死霊術の使い手であり、暴虐の限りを尽くした根源の王として現代に伝わっている。1200年以上前の人物らしいのでだいぶぼやけているが…。
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そしてこの砦から脱出してもそこで終わりではない。ここは監獄島。閉ざされた孤島だ。
仲間たちの目的のためにも本土へ上陸する必要がある。そしてこの島の北東には神聖騎士団の管理する小さな停泊所――おそらくメリーウェザー号が本来目指していたであろう場所――があるらしい。
そこに船でもボートでもあれば頂戴してしまおう。
僕らはそんなことを話し合いながら地下の排水口を進んでいった。血と汚物をかき分けた先に自由があると信じて……。
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