2020年12月14日月曜日

Elite: Dangerous航海日誌 5ページ目 #エリデン


探検家装備を整えたところで今週のCGが始まった。

タイムリーなことに惑星探査のお仕事の募集。これ幸いと会場へ向かうことに。








マップを確認すると、CG会場が人類の生活圏から数百光年も離れた辺境の地にあるステーションだという点でまずひとビビりした。めっちゃ遠いじゃん!

周りの星系も含めてどの勢力の支配も進んでいない。

つまらん小競り合いに影響されていない宇宙開拓最前線の一つなのだろうか。



初めての長距離航海となるので未知への恐怖を感じてはいたが、生活圏から離れれば途中で海賊に絡まれることも無いし、恒星の大気プラズマを燃料に変換する装置も載せたので燃料切れで遭難する可能性もほぼ0。戦闘中心だった生活よりよっぽど安全である。






"としカバリー"と名付けた僕の探査船ダイアモンドバックエクスプローラーは1回のジャンプで30光年ほどワープができるが、星系がまっすぐ続いているわけではないので飛べる範囲を小刻みに進んでいく必要がある。


ジャンプ総数、39回!多い!

良いエンジンを積みつつ無駄を省いて機体を軽量化することでジャンプ距離が増えるし、エンジン自体の改造とかもあるらしいが…。

しかしこれから始まるのは更に孤独な旅。今のうちに慣れておかねば。










せっかくの長旅なので道中の星図も作っていく。










到着。500光年近く旅をしてきたようだ。

星図屋さんにデータを買い取ってもらい700kと探検経験値をゲット。








さて、仕事の詳細を詳しく聞くと、今回のCGは『アンモニアワールド』に分類される天体を調査してきてほしいとのことだ。






NASAより画像引用

太陽系を思い浮かべてもらえればわかる通り宇宙には様々な惑星が存在しているが、大まかに分類すると『岩と金属で構成されている星』か『ガスで構成されている星』かの2つで分けられている。

前者は『地球型惑星』、後者は『木星型惑星』と呼ばれており、そのカテゴリに当てはめると、火星も金星も水星も『地球型惑星』に分類される。

ここまでは現実の天文学のお話。






宇宙開拓が進んだエリデン世界では様々な天体の発見に至ったからか、そこから更に細かいジャンル分けがされている。

地球型惑星だけでも、水の惑星・氷の惑星・岩の惑星・金属の惑星・氷と岩の惑星…など、その星の主成分と言える物質や大気構成からカテゴライズしているようだ。




そんな地球型惑星の中でもわりかし珍しいのが、アンモニアをベースとした大気を持つ『アンモニアワールド』型の惑星だ。

地球に存在する水蒸気がすべてアンモニアに置き換えられたかのようなこの惑星は、アンモニアの雲に覆われアンモニアを含む雨や雪が降る。

恒星から離れていることも多く、地表の平均気温は-115℃。しかしそれでも水の代わりにアンモニアを溶媒とする生命体や、光合成・化学合成を行う植物が存在している。


そして何より、この銀河で唯一存在が確認されている人間以外の知的生命体…"サルゴイド"と呼ばれるエイリアンに深く関係していると言われているのが、このアンモニアベースの生態環境とのことだ。

近年激化の一方を辿る人類vsサルゴイドの武力衝突…。今回のCGは、敵を知るための生態・環境調査の下準備と言ったところだろう。





各部の点検を済ませ、燃料を満タンにして出発。

今回のCG会場を始点に周辺の惑星探査へと乗り出していく。







見渡す限りの星、星、星。どこを向いても星がある。

最初はえんぴつ転がして進む方向を決めていたが、見つかるのは岩や氷の惑星ばかり。レアな天体だけあってなかなか見つかるものでもないらしい。


幸いにして今回の仕事は『未発見の惑星を見つける』ことではないので、既に誰かが足跡残してるような星でも調査すれば報酬が出る。

そんなわけでデータベースに登録されている周囲100光年ぶんくらいの星系をひたすら飛び回ってお目当ての天体を狙い撃ちしていくことにした。









これがアンモニアベースの天体。くさそう。


土星みたいなリングがついてるのもあってそれもくさそう。(あまりに臭そうだったので画像取り忘れた)








そんな孤独な星間飛行を2,3日続けていると、誰も探査していない惑星を何個も発見した。

このゲームでは、『初めて星を発見した人』と『初めて星を探査した人』の二つの名前が刻まれる。

『発見』は遠くから望遠鏡でその星を見つけること、

『探査』は実際にその星に近づいて地表探査を完了させること。

僕が『初探査』した惑星たちは、ここ数年で誰かが『発見』だけして残されていたものだった。

惑星がジャンプ地点の恒星から遠かったりすると面倒くさくて探査せず次に行っちゃう気持ちは凄いわかるが、初めて発見した未探査の惑星ということでドキドキしながら調査。









ステーションに無事に戻り、機関に報告することで記録される。

星図に刻まれる僕の名。感慨深い…。










そして同時に星図作成の報酬もゲット。

その額なんと1億5千万Cr!所持金2億突破!

アンモニアベースの天体はボーナスが付くということもありべらぼうな金額が口座に振り込まれた。









CGの個人成績もTOP25%入り。











ここまで来たら、もう一つの夢も叶えたい。

誰も踏み入れたことのない星系、誰も見つけてない惑星に辿り着いて、そこに名を刻むという夢を


後の世にどれだけ多くの探検家が訪れようと、掲げられるのは最初の一人である僕の名前だけ…。

なんというロマン。どれだけお金を積もうと得ることのできない名誉だ。


しかし問題は、そんな星が存在するのかということだ。

既に発売から6年が経った本作。

先日のEpic配布で15万人増えたり、数万人が同時に銀河の果てを目指して探検に出発したりしているゲームで、今だ誰の目にも入っていない星など存在するのだろうか…。














あった。

ちょっと離れたところにめちゃくちゃいっぱいあった。

聞けばこの天の川銀河に存在する星系は4000億。人類の星系踏破率は0.005%にも満たず、今のペースで開拓が進んでも銀河の全貌を把握するにはリアルで5万年ほどかかるらしい。

というわけで僕のような新規プレイヤーでもあと数万年以内ならチャンスがあるので安心していただきたい。








そんなわけで40個ほどの天体を発見。輝く僕の名前。





さて、長旅を終え夢も叶えたことだしここらで少し眠ることにしよう。

もっともレアな天体である"Earth-Like"な星を見つけてそこに名前を刻みたかった気持ちはあるが、それはまた次の機会に残しておく。


今は無事に帰ってこれたことを、そして翌日サイバーパンク2077がリリースされることを祝おう…。










惑星さとしたちよ永遠なれ。



Elite: Dangerous航海日誌 第一部 完

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