というわけで今年もこの企画がやってきました。
僕が今年遊んだゲーム(≠買ったゲーム)を思い起こしながら一年を振り返り、まもなく訪れる2021年に希望を抱いて新年を迎えるという混迷した時代を切り開く前向きな記事です。
僕が今年遊んだゲーム(≠買ったゲーム)を思い起こしながら一年を振り返り、まもなく訪れる2021年に希望を抱いて新年を迎えるという混迷した時代を切り開く前向きな記事です。
社会情勢がアレだったのでゲーム業界も色々と影響がありました。
早速振り返っていきましょう。
2020年1月~
あけましておめでとうございました。
・Stellaris
お正月といえば、おせち・お雑煮・ステラリス。
・ウィッチャー3
もうすぐサイバーパンク2077が出るしCDPRを摂取して血を馴染ませておく必要もある。
けど血まみれ男爵終えて娼館で遊んだあたりで満足した。
・リングフィットアドベンチャー
スクワットバリバリやらされるから下半身が猛烈にマッシヴになっていった。
(ヨガマットやプロテイン等の)追加課金は必須。
頑張って続けたい。
・ポケットモンスター ソード&シールド
うーん、ポケモンは可愛いけど、RPGとしては中の下かな…。
ワンパチのぬいぐるみは買いました。
・サイバーパンク2077
延期の発表。
・Skyrim
ドラゴンは見てないが物理演算で金玉揺らした。楽しかった。
来年で発売から10年です。10年!?
・7 Days to Die
プレイするたびに新要素が増えてて新鮮。
グラもめちゃくちゃ綺麗になった。
画像は奥さんに建設予定の迎撃拠点の概要を説明した時のもの。
2020年2月~
新章DLCジェネシスが来たので仲間内で再開。
沼地のスウォームが本当に不快だった。
2020年3月~
・ARK
目指すはエンディング。
これだけARKやっててボスとか洞窟制覇とかしたことないんですよね。
ラグとか巻き戻りとか他人の建造物を意識しないでプレイできるARKは本当に楽しかった。
プレイ日記はこちら。
・Last Oasis
このゲームに限ったことじゃないけど、素っ裸で始まって石斧作ってちまちま素材集める流れ、そろそろ飽きてきた感がある。結局一番楽しい部分に触れられずに終わりがちなんだよなー。
2020年4月~
緊急事態宣言が出たりした。
・Fallout76
無料アップデート『ウェイストランダーズ』が配信され、アパラチアに住民たちが帰ってきた!
追加されたシナリオは主人公ボイス無し&選択肢大量のおかげですごくFalloutっぽくなった。この部分だけは4を超えた。
最初からこのクオリティだったらなぁ。
けど相変わらずバグまみれだし、メインシナリオ終わった後はカルピスを海で薄めたみたいな日課を繰り返す以外のコンテンツが無い。どうして大切な装置を毎日盗まれるんですか?
金出せばジャンク無制限に収納できるよw みたいなベセの姿勢も気に食わないし。
未プレイの人が今から金出してプレイするのは全力で止めるけど、すでに本編持ってる人は触ってもいいんじゃないかなー。
みんなでレイドボスと戦ったりC.A.M.Pで寝てたら核落ちてきて全部吹き飛んだりとゴルフ場以外の思い出がやっと増えた。
仲間内でわちゃわちゃできるユルい生活要素ありのPvEゲーはもっと流行ってほしい。
・XCOM:Chimera Squad
XCOMのシステムで新しいアプローチに挑戦してみた外伝作品って感じ。
突入&即銃撃戦開始っていう流れのテンポが良くて一気にプレイしてしまった。
アメリカの特殊部隊ドラマみたいな雰囲気すごく良かったけどお話自体はそんなに盛り上がらなかったな…。
致命的なバグがあってなかなか直らないままだったのでレジェンドアイアンマンは挑まず。
パーカー着てるミュートンがかわいい。
2020年5月~
ゴールデンウィークが3倍くらいになった。
安部ちゃんが10万円くれたよ!!
・グノーシア(Switch)
超良作。おすすめです。
去年書いた感想記事はこちら。
・Samsara Room
・X4: Foundations
紹介記事はこちら。
高まる宇宙欲を抑えきれずに吟味した末に選んだタイトル。大当たり。
宇宙を舞台にいろいろできるゲームです。
ハマりすぎてアイトラッカーを買い、更にパイロット気分を高めようとフライトシミュスティックとペダルまで用意しようとしたけどそれは買えなかった。
しばらくこればっかりやった。
寝ても覚めてもウェイティングオーダーの通信が聞こえてくる。
・Outer Wilds
プレイヤーは宇宙開発に乗り出し始めたばかりの種族『ハーシアン』の新人宇宙飛行士。宇宙を冒険し、数十万年前に突如絶滅したと思われる先住種族『ノマイ』が遺した痕跡を辿って情報を集めつつ、22分後に起こる太陽の超新星爆発による星系の消滅、そして無限に繰り返されるループの謎に迫るという宇宙探索ゲー。
発売されたのは去年だったけどこのタイミングでプレイしました。
これは本当に量子的名作。
一部アクションがつらいとか量子的難点もあるけど、クリアした今となっては些細な量子的問題。
今までネタバレ避けるためにあえて感想すらも語らなかったけどこの機会に少しだけ。
ストアページ程度の情報量で、核心に触れるネタバレはありません!
このゲームでは宇宙船を飛ばせるようになった時点でどこでも自由に行けて、好きなように探検が出来る。
ゲーム内で新アイテムを手に入れたり宇宙船をアップグレードして行けるところが増えるとか、そういうのはまったくない『真のオープンワールド』が特徴の一つ。
この先に進むにはフックショットが必要
↓
フックショットを手に入れるにはブーメランが必要
↓
ブーメランを手に入れるにはパワーグラブが必要
↓
パワーグラブを手に入れるには…
みたいなのが無い。
プレイヤーが使えるアクションも最初から最後まで同じ。
といっても遠くに向かってまっすぐ飛んでいけばエンディングが見られるというわけではなく、ある場所で得られた情報を違う場所で活かすことで道が拓ける、というような作りになっているので、基本的には試行錯誤しながら探索するのがゲームの中心となる。
それでも人によっては他の場所で手に入るヒントを見つけなくても閃きで謎を解いて先に進める場面も結構あると思うので、どこの星から手を付けたとか、どのタイミングで攻略したか、みたいなのは人それぞれ違う体験になるのも面白い。
別に新アイテムを手に入れることで世界が広がる楽しさを否定しているわけではなく、『ループを重ねて得た知識を元に自らの手で新たな道を切り拓く』という、システムとシナリオが完全にリンクしているゲーム性が凄いって話なので誤解のなきよう。
よくPortalが引き合いに出されてるけど誇張ではなくそのくらい洗練されたゲームデザイン。
音楽もシナリオも謎解きも宇宙のヤバさも量子も全て最高なんだけど、これ以上はネタバレになるので語れない。惑星の感想ひとつ言うだけでも初見の感動を奪ってしまう。
少しでも気になってる人は事前知識無しで絶対プレイしたほうがいいですこれ。他人のプレイ配信とかもってのほか。
クリアした人はみんな言ってるけど、これはマジです。なんならストアページのSSも見ないでほしい。
何も知らずにこの世界に飛び込める権利を持つ未プレイ勢が本当に羨ましい。
ゲーム外で得られる情報を一切カットして、知的好奇心の赴くままにこの宇宙を冒険してほしい。
そこで得られる驚き、興奮、感動、悲しみ、宇宙へ馳せる思い、握る手にかいた汗も、流した涙も…生まれ出たすべての感情は君だけのものだ。
ただ主観だし、無重力状態でぐるぐる回ることも多いので3D酔いしやすい人はかなりキツいと思う。
まぁ現実の宇宙飛行士の無重力訓練も吐き気を催すっていうし、そういうもんだと思って頑張っていただきたい。
クリア後はしばらくOWロスに悩まされた。楽しかった旅行から帰ってきたあとの喪失感みたいな…。
今でもこのゲームのアイコンのたき火見るだけでちょっとしんみりした気分になっちゃう。
生まれ変わったらもう一度あの謎に満ちた宇宙を見上げながらマシュマロを焼きたい。
2020年6月~
ハッピーバースデーさとし。
・Civilization 6
無限に時間吸われるのがわかってたから近づくの我慢してたけど、向こうからこっちに来るとは思わなかった。
勝利条件達成時のクリアムービーは5よりいいけど4には劣るという微妙な仕上がり。
初めてプレイした4の宇宙勝利でいたく感動したのでそれ以来楽しみにしてるんだけど、なんか以降の作品だとおざなりというか、そんな力いれてないのが悲しい。
もっと達成感満たさせてくれ!
そりゃまぁ一回見たら終わりだし、クリアムービー見るのが目的のゲームじゃないってのもわかってるんだけどさ…。
ゲーム自体は人生が終わるレベルで面白い。
・Kingdom Come:Deliverance
魔法も魔物もいないリアルな14世紀ボヘミアを再現しているのが特徴のRPG。
スキルはあるし自由度は高そうだけど主人公のキャラクリ無し名前固定なのがロールプレイ要素の薄そうだなって当初はスルーしてたけど、プレイしてみたらめちゃくちゃ僕好みでした。ヘンリーは僕だし、僕もまたヘンリーだ。
エンディングでボロッボロ泣いた。わーん!って泣いた。画面の中の誰よりも泣いていた。
さっきSS見返しただけで泣きかけた。
こんだけ面白いならDMMが翻訳吹替してくれた日本語版買っても良かったかも。
あぁでもエロシーンとかカットされてんのかな。わからん。
なんにせよ続編楽しみにしてる。
紹介記事はこちら。
プレイ日記はこちら。
・サイバーパンク2077
延期の発表。
2020年7月~
・Fit Boxing
女トレーナーの乳が揺れるせいでCEROが上がったという逸話があるゲーム。
まぁ2年前のゲームなんで、リングフィットに比べたらゲーム内説明が不足してる感が否めない。
『ジャブとは、パンチです。ストレートとは、パンチです!じゃあ実践!』みたいな。
その反動で公式がYoutubeとかnoteで解説いっぱいしてるけど、もうちょいゲームを通じて正しいフォームが得られるような練習があってもよかったと思う。
あとはこれもめちゃくちゃ言われてるけどJoyコンの反応が雑。
フックの途中とか、ウィービングが認識されないとかザラ。
ステップ系、そのなかでもサイドステップは特にひどい。
しかしこれにはちゃんと理由があって、
『基本姿勢から打たれていない』とか『動作が大きすぎる』とか認識されない原因が色々あるんです。
けど、ゲーム内ではそういう問題点への指摘がまったく無く、無慈悲なMISSの表示のみなので改善しようにも何が悪いかわからない、気付けないのでイライラが溜まっていく。
パンチの爽快感より意図しない判定がもたらすストレスのほうが上回っていく。これはよくない。
そんな問題点の数々が改善されてパワーアップしたFit Boxing 2
リズム&フィットネスが先日リリースされました!新たな楽曲、新たなインストラクターが君を待つ!
今すぐ購入!
・アークナイツ
今年はスマホゲー全然やってなかったけど、奥さんがプレイし始めたので真似っこした。面白いっすねこれ。
常時怪文書を垂れ流していたアズレンの開発とは思えないくらい物語も重厚で結構読ませる。(説明口調すぎる描写とかあるけど)
直線5マスの空間が好きになった。
・Stellaris
DLC一本買うたびにプレイ時間が100時間増えていく。
この1年で1.0だった視力が0.6になりました。
2020年8月~
お盆 with COVID19。
・Horizon: Zero Dawn
やるゲームなかったので買った。良いSFゲーだった。
リリース直後の不具合が結構ひどかったみたいだけど僕は運よくほとんど影響がなかった。
前情報全く仕入れてなかったので、崩壊した文明の謎が徐々に明らかになっていって中盤くらいで「なんてことだ。ここは地球だったのか」みたいな衝撃の展開なんだろうなぁって思ってたら、ロード画面のTipsで『舞台は1000年後の地球…』って表示されるくらいの軽さだったので肩透かしくらった。
プレイヤーは『ここは文明崩壊後の地球なんだ』っていう前提知識を持ったまま進めていって、なぜ崩壊したのか、なぜ機械獣がはびこる世界になったのかってのを探っていくゲームでした。
父と子。母と子。科学と信仰。技術と霊性。
それらの要素を黙示録が訪れた後の世界にぶち込んだ僕好みのものだった。
ウェイストランドよりも自然豊かでストーリーも演出も◎。何よりサウンドがイイ。
合金矢じりの強化弓矢が機械獣の分厚い装甲ぶち抜いてその下の動力部分にメギョバギッってぶっ刺さる感じが表現されてて気持ちよかった。
総じて高水準でまとまってる良ゲーだったけど、カバン拡張で使うレアドロ目当てで無抵抗の動物狩りまくる必要があったのはまったく面白くなかった。
アメリカ人はすぐアライグマ殺そうとする。
PS5で続編が出るけどPCで遊べるのをひたすら待つ。
ゴーストオブツシマも一緒に出していいぞ。
・Dead or Alive Xtreme Venus Vacation
エロバレー。Steamで来たタイミングで手を出した。
やわらかエンジンあんまりやわらかさわからん。
ゲームの乳なんて過剰にバウンドするくらいが丁度いいんじゃなかろうか。
ゲーム性は虚無。レスポンスが悪く、合間合間に挟まるロードのせいでテンポは最悪。
マリーローズ以降の世代やバレーのオリキャラたちはともかく、古参キャラ勢はモデルが古臭くて顔面格差がひどいんだけど一新しないんですかね…。
(↑のSSは顔の良い二人)
・Kerbal Space Program
これはですねぇ、めちゃくちゃ面白いですよ。(ゲーレポ上手トッシュ)
紹介&プレイ日記はこちら。
現実世界でも空を見上げるのが楽しくなるゲーム。
2020年9月~
・Kerbal Space Program
プレイしながら人類の宇宙開拓の歴史を勉強してたりした。人間ってすごいや!
『子供のころはロケットが好きだった。ずっと勃起したかったんでしょうね』という富野監督の言葉が頭から離れない。
・Craftpia
めちゃくちゃ楽しみにしてたけど、ちと期待外れというか、肌に合わなかったゲーム。
ARKみたいにバカでかい大陸マップを少しずつ冒険・開拓していくような仕様だったらハマってた気がする。
けど創造力を刺激するゲームはやはり良い。マルチは楽しかった。
・モンスターファーム2
っていう触れ込みで懐かしくなったので買った。1が小学生で2が中学生だったっけな。そんくらい古い。とにかく夢中でプレイした記憶がある。
細かいところとか全然覚えてなかったので新鮮に遊べました。ケンタウロスのイベントとか初めて見た気がする。
殿堂入りして燃え尽きた。
この年齢になるとゲームとはいえ別れがツラい。
・レイジングループ
いや、本当に面白かったんですよ。
グノーシアがシングル人狼ゲーだとしたら、レイジングループは『人狼ゲームをテーマにした和風ミステリーノベル』って感じのジャンルで、テキスト読んで選択肢選んでいく系ですね。
自由に吊る対象選んでその結果ゲームが無数に分岐する…ってわけではない、基本一本道のシナリオ。
偶然迷い込んでしまった、地図に載ってない寂れた田舎の村で起こる常軌を逸した怪異。
神の使いと言われる『おおかみ』の手によって一夜ごとに惨殺されていく村人と、それに対抗するための投票殺人。
村人たちがルールに沿った殺し合いをするようになる過程とか、『おおかみ』と『人間』を縛る古くからの掟とか、人狼ゲームのルールを現代の舞台に落とし込むために色々仕込んで説得力を持たせているのがうまい。
1人がぐちゃぐちゃに殺されて、その日の話し合いで吊る人間を決めて木に括って、次の日また一人殺されてたから死体を片付けたあとみんなで朝ご飯食べて…みたいな、狂気の日常が描かれる。
昨日まで普通に暮らしていた村人たちが突然狂った環境に置かれ、友が殺され、家族を吊り、想いを寄せた人が殺され、また誰かを吊る…。
現代社会に生きる我々がそんな状況を受け入れてしまうことは容易では無いと思うけど、『田舎なら村ぐるみでの殺人くらい普通にしそう』という先入観があるのでリアルには感じられた。(個人の感想です)
最大の問題点は、5年ほど前の読み物とはいえ文章のノリが寒いこと。
シリアスパートはともかく、ギャグパートみたいなところは…キツいっす。
ゲーム自体はぶっ通しでプレイするくらい面白いんだけども。
ヒントコーナーも没入感削がれすぎる雰囲気なのが合わなかったなあ。
もっとも致命的なのが解答編。「は?」「ええやん…」「は?」「うーん?」くらいの比率で受け入れ難い展開が続いた。
憑物落としみたいなシーンはそれまでの積み重ねがあったから凄く良かったけどそれ以外は酷い。
トリックがあるのは全然いいけど、いくらなんでももうちょっと説得力が欲しかった。
舞台の下地づくりがしっかりしてただけに勿体ない。
マルチシナリオのうちの一つがコレ、ってのならまぁいいかって気もするけど…。
怪異がちゃんと怪異として存在してた中盤くらいまでは良作。
エクストラシナリオと暴露編はやらなくていいかな…。
あと、声優の演技がひどいみたいです。けど設定でOFFにもできます。
僕は基本的にこういうノベルゲーのキャラの声は全部消してプレイするタイプなので実害は無かった。
むしろ細かいボイスON/OFFの設定があるぶんプラス評価にしてもいいくらい。
こういう思いするたびに頭をよぎるボダラン3の事を記憶から抹消したい。
2020年10月~
・Fallout4
・サイバーパンク2077
延期の発表。んもおおおおお!!!!
・Fallout New Vegas
去年プレイしたときはNew
Vegasの世界と3の世界を繋げるMod入れて、どっちもしゃぶり尽くしちゃおうと思ってたけどセーブデータが重くなってベガス行く前にやめちゃったんだよね。
なので今回は素直にNew Vegasのみ。Modもそこそこシンプルに…。
と思ってたけど結局安定した環境整えるのに2,3日を要した。
やっぱりNVが一番好きだなぁ~~。
4のNew Vegas
Modも楽しみだし、マイクロソフト家に嫁いだオブシディアン&ベセスダが力を合わせてNV
Special Edition出してもいいんですよ。
だからリメイク、リファインをどうか…何卒…。
2020年11月~
プレステもXBOXも次世代機出たのに割と静かだった気がする。
・天穂のサクナヒメ
蓋を開けてみれば稲作に特化した農業パートと軽快かつ奥深いバトルが楽しめる横スクロールアクションパートが調和した傑作でした。
音楽◎ 雰囲気◎ ストーリー◎
BGMは特にめちゃくちゃ好きなタイプだったなぁ。
ボスと対峙しても動じることなく軽口叩くサクナの口上に合わせて流れるイントロ、Get
Wild級に完成されていた。
いつもはニッチな宇宙ゲーみたいな変化球ばかり投げてて見送りされがちな僕ですが、これは老若男女すべての人にお勧めできる神ゲーです。
当時は発売直後だったんでネタバレ避けるためにもあんまりストーリーの感想言わなかったんですけど、お話もいいんですよこれ。
主人公の成長物語とか、みんなが一つ屋根の下で暮らしていくうちに徐々に近づいていく心の距離感とか、苦難を乗り越えつつ決戦の地に赴くシーンとか…。
世界観や背景設定に関しても本編で描かれる物語以上にかなりしっかり作り込んでると思うんですけど、あえてあんまり語ってないのも奥ゆかしくていいですね。
あくまでも察せられる程度に抑えているというか…。
プレイヤーが活動拠点にしている島の外、人間たちが暮らす世界にも積み重なった歴史や異なる人種・文化があるっていうのが節々から感じ取れる。
キャラクターも魅力的だし、外伝とか〇年前の話みたいな過去編でメディアミックス展開も出来そう。
普段食べてるお米の事を楽しく学べるうえに情緒育む良いゲームなので教材として学習現場に取り入れましょう。
マイクラで想像力を、KSPで力学を、サクナヒメで食育を。
・Elite: Dangerous
のは初日~2日目くらいまでで、それ以降は楽しく遊べた。
アホみたいにスケールが大きい舞台…まさしく1分の1サイズの銀河でなんやかんや出来るゲームです。
まだ全然やり込めてないけど完全に僕好みのもの。
これまでも、これからも刻まれるElite宇宙史に一人のCMDRとして加われたことは感慨深い。
みんなでやるドンパチは楽しい。
プレイ日記はこちら。
2020年12月~
サイバーパンク2077…遂に出るのか…?
・フィットボクシング2 ~リズム&エクササイズ~
CEROがAになって乳揺れ削除されました。色んな人がプレイするゲームだし残念だけど当然ともいえる。
けど逆にベルナルドの股間の膨らみも揺れるようにするとかでバランス取って初志貫徹の姿勢を見せてほしかったのは正直なところ。
で、プレイした感想なんですが。
うーん…。
フィーバーモード、いるか?
エフェクト凄いことになるせいで処理落ちが更にひどくなるだけなんだが…。
1の時は『いま一瞬処理落ちしたかな?』って程度でそんなに気にならなかったけど、2は曲ごとに最低でも2回はフィーバー入るからその都度ンンンッてなっちゃう。
そうでなくてもFPS下がる場面があるし、Joyコンのフィードバックもおかしくなるのでリズムが狂いまくる。
体験版の時点でこれやべぇなって感じだったけど、製品版でも改善されてなかった。
Switchというハードの限界なのだろうか。それともイマジニアの開発力の問題か…?
なんにせよリズムゲーとしての最低限の体裁は整えてほしい。
このゲームやってる人が『フィーバー中はスコア2倍入ります!』って言われて喜ぶか?
JUSTぶち抜く爽快感こそがこのゲームの肝で、リズムに乗って楽しくエクササイズ!がテーマなんだから、その軸がブレるような仕様になったことは非常に残念。
取捨選択を間違っていると言わざるを得ない。
まずは大前提として前作の問題点を改善したストレスフリーのゲームに仕上げてから肉を付けていってほしかった。
口調と共に内容が厳しくなる鬼モードとか凄く良いのに。
乳揺れ無くなったから怒ってるんじゃないです。
・サイバーパンク2077
結論から先に書くと、『面白い!けどまだ買ってないなら待ってもいい』という感じ。
(エンディングの内容には言及しないものの)ゲーム全体を通した感想が含まれるので、ここからは自己責任でお願いします。辛口評価です。
まず、コンシューマ版の不具合問題は避けては通れない。
ゴールド報告の後の発売延期も驚いたけど、いざ発売日を迎えてみればあまりのクオリティの低さに返金対応&ストア削除になったタイトルも前代未聞なのでは?
「すべてのプラットフォームで問題なく動作する」って発売前に言っちゃってたこともあって、今回の問題はそう簡単に鎮火することはない気がする。
たぶんCDPRの次回作まで尾を引く。僕は詳しいんだ。
華々しいマーケティングと実際にユーザーに届けられたものの乖離、経営陣と開発現場の温度差。
昨今のAAAタイトルにはつきものの問題だけど、CDPRですら避けられなかった。
僕に会社運営の詳しいことはわからないけど、ゲーマーとしては残念としか言いようがない。
かつてシゲル・ミヤモトはこう言った。
これはインターネットがまだなく発売後にバグ修正など存在し得なかった古の時代を生き抜いた英傑による名言であるが、言葉に秘められた精神は現代にも通ずるものがある。
問題を把握しておきながら発売を強行し、その結果得られた1200万本の売り上げと失われた信頼。
これまでにもゲーマーは、たくさん嘘をつかれ、たくさん裏切られてきた。
我々は発売後に良作になった作品より、発売直後の評価を覆すことなく消えていった作品の方が多いことを知っている。
本作も最低でも数か月間は対応作業が続けられるだろうけど、大元の問題が修正されずアップデートが打ち切りになる可能性もゼロではない。
PC版でやってる僕は進行不能に陥るような大きなバグも無く1周目を終えられたので普通に楽しめたけど、その普通の面白さすら味わう事が出来ず、期待していた以上の怒りや悲しみ、失望に包まれ、未来への不安が拭えないユーザーの気持ちは痛いほどわかるセムよ。
ってか僕自身エンディングでバグって余韻ぶち壊されたし…。
ゲーム自体の評価に移ろう。
ビジュアル、サウンド、BGM等のアート面は最高。
特に舞台となるナイトシティの街並みは圧巻。
入れる建物が見た目よりずっと少ないという問題点があるものの、その不満を軽く吹き飛ばすような作り込み。
ナイトシティの持つポテンシャルは底知れない。
だからこそ、ゲーム面、システム面、ストーリーといったプレイ体験に繋がる部分の細かいバグや作り込みの浅さが露見してしまう。
明らかに開発の時間足りてない。
この作品の期待度を一気に上げたのが2018年に公開されたこの48分間のプレイスルー動画だと思うんだけど、製品版も全編通してもこのAct1がピークというか、動画で紹介されてる範囲以上に作り込まれてるところが無いんだよね。
『これがこのゲームの"標準"です』みたいな雰囲気醸し出してるのに。
リパードクによるサイバネティック手術はこのゲームの目玉だと思うんだけど、最初のシーン以外で演出無いのは本当に残念だった。
Quake4の改造シーンみたいな生々しいやつを期待してたわけじゃないけど、腕を丸ごと武装に換装したりしてるのにドラクエの武器屋での会話程度で終わっちゃうのは勿体ない。
動画中盤~後半にあるのがゲーム序盤の山場のひとつ、ボットを巡ってメイルシュトロームとミリテクを相手にするシナリオは最高の仕上がり。
次々現れる登場人物たちと分岐の多さ。様々な勢力の思惑が絡まり、どう転がるかわからない張り詰めた緊張感はまさしくCDPRが得意とするお話作りの真骨頂と言える。
けど、前述の通りここがピークで、これ以降は目的に対してとれる手段も分岐もバリエーションが無くなっていくし、後半のお話自体もかなり駆け足気味に感じられた。
明らかにカットされたとわかるのが、ライフパス終了直後の6か月間のモンタージュ。
(ライフパス自体の薄さはとりあえず置いといて)家無し居候の身から相棒ジャッキーと共に活動を始めていくつかの仕事をこなし、最終的にアパートの一室を借りて住めるまでになった、っていうのがナイスな音楽に合わせたモンタージュで描かれる。
…いや、その過程ゲームでやりたいんだけど!?
ジャッキーとの絆を育む描写とか、フィクサーに顔を覚えられ少しずつ有名になっていくのをプレイを通して描いてほしかった。
そもそもモンタージュって、筋トレとかロードワークみたいな地道な特訓…つまりゲームで言うところの『レベル上げ』の工程をばっさり編集して強くなったことを表現する映画の手法であって、それをRPGのようなゲームでやっちゃうって一番美味しいところ捨ててるようなもの。
Horizon:New Dawnなんかは主人公の幼少時代の生い立ちからゲームのメインとなる青年期への十数年のモンタージュだったから素直に受け入れられたけど、このゲームの場合、その過程をプレイできたほうが物語に深みが生まれるし、その後の出会いと別れが一層際立つのは火を見るよりも明らか。
開発期間に合わせるために急遽カットされたためか映像と後のシナリオに破綻が生じてて、モンタージュ内では(おそらくジャッキー経由で)ヴァレンティーノスのパドレと知り合いそこで仕事をもらってるのに、Act2で「はじめまして、私はパドレだ」みたいな会話が始まっちゃうのも萎えポイント。
あとクラフトは、完全に作り込み不足っていうか、開発ですら実装したものの扱いに困ってる感じすらある。
Fallout4のように武器を強化していくうちに愛着が生まれる楽しみとか、ラストオブアス2やメトロエクソダスみたいなこだわりが無い、ゲームから浮いてるシステム。効果音すら無いって…。
一回褒めとく。
サブクエはよく出来てるのが多い。
基本的には〇〇を倒せとか侵入してアイテムを手に入れろっていうやつがほとんどだけど、それぞれ背景がしっかりあるし、各地域の景色や内装といったナイトシティの作り込みも相まって繰り返しのおつかい感は無い。
たくさんあるサイドクエストなら目標を殺すか見逃すか程度の分岐でもそこそこの満足度があるし、プレイスタイルに合わせて進め方選べるので没入感もある。
うーん個別記事にしたほうがよかったのかな。いやでもここまで書いちゃったし。
160時間もプレイしたくせに小言ばっかりになってしまった。
とても面白かったが、後半は想像を超えるほどの感動は無かった。が現状評価かな…。
キアヌ演じるジョニーはまぁまぁ良いキャラだけど、高い出演料を払ってハリウッドスターを起用しなくてもジャッキーやタケムラという良キャラを生み出せるのがCDPRなんだよなぁ。
そもそも元から話題性あったタイトルだし、Relicの話まるごとDLCにしてそこでキアヌ出演!って盛り上げる方向でも良かったのでは。
まぁ磨けば光る部分たくさんあるし、もっと良くなってほしい。
これは1人のゲーマーとしてのシンプルな願い。
以上!
たくさんの良ゲーとの出会いがあったし、リアルでははやぶさ2の帰還もあって宇宙が濃い一年だったなぁ。
そして良くも悪くも『サイバーパンク2077』はやはりデカい存在だった。
ステラリスのパラドがパブリッシャでThe Outer Worldのオブシディアンが開発。
完全に僕向けの味付け。
来年はL4Dシリーズの後継作B4Bとか、発売が決まった"森"の続編といったCo-opゲーが熱い予感。
2021年も、ゲームするぞ!
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